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横浜DeNAベイスターズ ビジネススクールで展開する ”世界最先端”の取り組みと「全員が真に一体となって選手と向き合うチーム」に向けた人材育成

第1回で早くも感じた受講者の方々の熱意

10時から17時と1日かけて行われたスクールは大盛況で第1回目を終えた。

特に壁谷さんの回では、最後に設けられた質疑応答のコーナーで講義時間を超える質問が寄せられた。

壁谷さん・桑原さんが共に振り返って感じた共通の感想は「みなさんの”ここで学ぼう”という意識がとても高い」ということだった。

終了後に個別に挨拶を受けた際も「ぜひスポーツ業界に挑戦したい」「どういった力をつければスポーツ界で活躍できますか」といった相談もあったという。

壁谷さんはこの講座を通じ、「初回はチーム運営についてですが、2回目以降ビジネス側の話にも広がっていきます。5回トータルを通じ、スポーツビジネスの魅力を学んでもらうとともに、今いるご自身の業界でも活かせるようにぜひつなげていただけたら嬉しいです」とこれから続くスクールに向けて語った。

5回を通じてスポーツビジネスの魅力を感じ、活かしてほしいと語った(球団提供)

一方、桑原さんは受講生の方々に「みなさんには”モヤモヤ”して持ち帰ってもらいたい」という表現を用いた。その意図についてこう説明した。

「今回のテーマは抽象的で正解がないものです。なので、『弊社はこういう考えで人材開発をしています』ということなので、それをご自身や所属する組織・会社に当てはめてみてくださいという意味を込めています。

人としての本質と向き合うテーマなので、ご自身で考えてもらって、自分なりの正解を見つけてもらうきっかけになればと思っています」

講義終了後には桑原さんの元へは、「私の会社ではこういった状況なのですが、桑原さんでしたらどう対応しますか?」という相談もあるなど、狙い通り自身で考える機会をつくった。

第2回のテーマは「球団経営から学ぶ、スポーツの新たな魅力作り」。昨シーズン行われた施策などを例に、スポーツの魅力を発信する講義になっている。

(つづく)

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