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DeNA・山﨑康晃 投手キャプテンに就任「今までに味わったことのない責任感」三浦監督から寄せられた信頼と期待

1月23日、横浜市のコレットマーレ・ブルク13で「横浜DeNAベイスターズ 新ホームユニフォーム&2023年シーズンスローガン発表会」が行われた。

イベントには三浦大輔監督・山﨑康晃選手、そして今シーズンよりベイスターズに加入した京田陽太内野手が参加。

ここでは、山﨑康晃選手が投手キャプテンを務めることが合わせて発表された。三浦監督・山﨑選手がそれぞれの想いを語った。

(取材協力:横浜DeNAベイスターズ  写真 / 文:白石怜平)

三浦監督が就任時から温めていた投手キャプテンの構想

この日は新ホームユニフォームと今シーズンのスローガンを発表。

8年ぶりにリニューアルされたホームユニフォーム「YOKOHAMA STRIPE」に身を包み、山﨑選手もこの日駆けつけた400人のファンの前に立った。

今シーズンのスローガン”横浜頂戦”が発表された後、大きな発表があると三浦監督から直接「今シーズンから投手キャプテンを置きます。そのキャプテンは康晃です」と伝えられると会場は大きく沸いた。

「投手陣のお手本になって、突き進んでもらう。選手全体のキャプテンは、佐野が引き続きやっていく中で、投手の方を康晃に務めてもらいます。ヤスの姿を見てみんなが『俺たちもやるんだ!』となるように、1つになってまとめてもらうためにキャプテンを任命しました」

三浦監督から10年ぶりに投手キャプテンを配置した背景が語られた

ベイスターズが投手キャプテンを配置するのは、13年の藤江均投手以来10年ぶり。山崎康晃選手にした理由をさらにここで説明した。

「野手と投手では練習時間や場所がどうしても離れてしまうので、投手の方にもキャプテンを置こうと考えていました。しっかりと投手陣もリードする存在が必要だろうということで、より一層チームをまとめていくためにも(全体でキャプテンを務める)佐野と協力してやってもらうためにも、康晃が適任なのではないかと」

投手にもキャプテンを置くこと。これは、三浦監督が就任した当初から考えていたプランだったという。イベント後の取材でこう話した。

「考えていたのは監督に就任した一昨年くらいですかね。ずっと頭にはありましたけども、ユニフォームも新しくなったし、康晃も6年契約をして心機一転スタートするということなので、このタイミングかなと思いましたね」

イベント後の取材で任命のタイミングについて明かした

本人に伝えたのは年が明けてからだったという三浦監督。キャプテンになった山﨑選手に求めることはあるかと問われると、キッパリ「無いです」と全幅の信頼を寄せ、

「先頭走ってもらいたいですし、まとめることももちろんそうですけども、後輩たちがヤスの背中を見てついていって、お手本になってもらいたいという思いがあります」

真剣に聴き入る山﨑選手のすぐ隣で指揮官は答えた。

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