ミズノが睡眠市場へ本格参入「MIZUNO SLEEP」スポーツを通じて培った独自のテクノロジーとノウハウ活用で実現したい世界とは?

6月6日、東京・千代田区の「MIZUNO TOKYO」内で「MIZUNO SLEEP」の体感会が開催された。

ミズノが新たに本格参入した睡眠市場についての背景などを紹介するとともに、16年リオ五輪メダリストの飯塚翔太選手(ミズノトラッククラブ)もスピーカーとして参加した。

(トップ写真提供 / 取材協力:ミズノ株式会社、文:白石怜平)

日々の生活をより健康で豊かに

この夏から、ミズノが睡眠市場に本格参入することを発表した。同社のライフ&ヘルス事業部  後藤俊博氏と伊藤孝彦氏が登壇した。

後藤氏からは、事業部並びに睡眠市場へ本格的に参入することになった背景について紹介。

ミズノは創業から117年を超え、日本のみならず世界のスポーツ界を牽引している。独自のテクノロジー、そしてトップアスリートのパフォーマンスをサポートし続けてきたノウハウなどが長い歴史を通じ培われている。

同事業部はこれらを活かし、健やかな日々を届けるために商品を展開している。

家の中で椅子に座りながら楽にスクワットができる「クワットスリール」やウォーキングシューズ、そして発売時に販売特設サイトがサーバーダウンするほどの人気を博した「ミズノ マウスカバー」もライフ&ヘルス事業部が展開しているものである。

今回登壇した(左から)後藤氏、飯塚選手、伊藤氏

2017年に事業部では、スローガンを制定している。

あなたの人生に、グッドパフォーマンスを。

これを基にビジョンそしてミッションがあると後藤氏は語った。

「我々のビジョンは、年齢・性別・障がいの有無などに関係なく、すべての人が健康でやりたいことができる未来をつくることです。ビジョンを実現するためのミッションとして、競技スポーツのフィールドで培った資産(開発力・営業力・ブランド力)を活かし、日常生活シーンにおいて持続的に提供することで、人々の生活をより健康で豊かなものに変えていくことを掲げています」

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