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ミズノ×田中将大投手による夢の企画「マー君ラボ」初開催!中学3年生に”伝授”した技術の数々「下半身と上半身で”反対を向く”」

”走る”ことにおいても「何を目的に走るか」

続いてはトレーニングついての話題に。現在中学3年生の選手たちは今年の春から高校生活を迎えようとしている。

駒大苫小牧高時代から輝かしい結果を残し続けてきた田中投手のルーツを知ろうと、最初に「高校時代、基礎になったトレーニングは何ですか?」と学生時代に行っていたことについて質問が及んだ。

「高校時代の練習ってどれもしんどかったので、そこまで考える余裕がなかったですね。出されたメニューを精一杯こなしていた」

と答えつつ、「それじゃあ回答にならないなぁ」と苦笑いを浮かべながら今に時代に必要な考え方を伝えた。

「今は調べればいろいろな情報が出てくる。参考にしてトレーニングをするにも、”どんな目的や効果があるのか”を大事にしてほしい。『〇〇選手がやっているから』ではなく、取り組んで成果につなげられように取捨選択をできるようになってほしい」

情報の取捨選択が必要になると語った

選手たちに回答した”どんな目的や効果があるのか”。これを常に実践していることは次の質問でも明確だった。

「走ることにおいて、必要と思う種目、メニューは何ですか」との問いになった際、”何を目的に走るか”と即答しこう続ける。

「心肺機能を上げるにはシャトルラン。試合の中で役に立つメニューにおいては、ダッシュは瞬発力を上げる効果がある。特にベースカバーで一塁へ走るにおいては全力で走るので、その意味でも必要なメニューになってくる」

走る=長距離を走りスタミナや下半身強化がメインというイメージもある中で、それぞれの種目に、試合で活用する場面があると説明した。

話題は技術やトレーニングにとどまらない。心の持ち方についても質問は続いていった。

つづく

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