村上宗隆選手のバットを手掛ける名和クラフトマンが贈る祝福のメッセージ ギアに込められた”三冠王”への想いも
10月3日、ヤクルトの村上宗隆選手がリーグ最終戦(DeNA戦:神宮)で56本塁打を放ち、王貞治氏(巨人)の持つ日本選手最多本塁打記録を58年ぶりに更新した。加えて、史上最年少の22歳で令和初の3冠王に輝いた。
これを記念して、村上選手のバットを手掛けるミズノテクニクス株式会社(岐阜県養老郡養老町)の名和民夫クラフトマンが、村上選手へ祝福のメッセージを贈った。
「村上選手、三冠王獲得!本当におめでとうございます。18年ぶりで令和初の三冠王はとても素晴らしい記録だと思います。
セ・リーグでは元阪神タイガースのランディ・バースさん以来36年ぶりで、私の先輩の久保田が当時担当していたこともあり、私自身も大変喜んでいます。
村上選手がこれからももっと上を目指せるように、微力ながら私もこれからの作業に誠心誠意取り組ませていただきたいと思います」
村上宗隆選手 現在使用のバット
村上選手が今シーズン使用しているバットは長さ85cmで重さは880g〜900g。素材はメイプルを使っている。
材質はメイプルで、本体とグリップがそれぞれ黒とクリアの2色構成になっている。また、先端をくり抜く「ダイナ加工」が施されているのが特徴。
村上選手 2022年度シーズン使用のロゴマーク
2022年シーズン当初より三冠王獲得を目標とし、 その”三冠”をイメージしたデザインを採用した。
スワローズ躍進の象徴とも言える村上選手のはつらつと喜ぶ姿、そしてチームみんなで喜ぶ姿をイメージしたシルエットとなっており、昨年まで使用していた龍のデザインを背景につくられている。
なお、アイテムはバッティング手袋・リストバンド・アームガード・フットガードの4点がある。
今シーズン、ギアに刻まれた目標通り三冠王を達成。日本一連覇へ向けた活躍そして来シーズンは日本記録の60本塁打更新と、日本中の期待はさらに高まっている。
(SPORTSCORE 編集部)