ミズノ×田中将大投手による夢の企画「マー君ラボ」初開催!中学3年生に”伝授”した技術の数々「下半身と上半身で”反対を向く”」
12月4日、明治神宮外苑室内球技場にて「MA-KUN LABO -マー君ラボ-supported byミズノ」が開催された。
選抜された中学3年生の投手6名が、楽天・田中将大投手から個別指導を受けられる特別な時間を過ごした。
(取材協力:ミズノ株式会社、写真 / 文:白石怜平)
ミズノ×田中将大投手(楽天)による”夢の企画”
「マー君ラボ supported byミズノ」(以下、マー君ラボ)は、ミズノ及び同社のブランドアンバサダーを務める楽天の田中将大投手が主催する直接指導企画。
「田中投手とともに次世代プレーヤーの挑戦・レベルアップのサポートを行ないたい」
というミズノの想いから企画され、田中投手も快諾。今回初めて開催されることとなった。
対象は中学3年生の投手6名で、参加者は全国から寄せられた50通を超える応募者の中から事前選考によって選ばれた。
選ばれた選手は男子選手5名と女子選手1名。出身もクラブチームから公立中学校の野球部まで経歴はさまざま。
応募の際には動画および「田中投手から何を学び、プレーヤーとしてどのように進化したいか」などが提出課題となっており、田中投手も自ら選考に参加した。
【参加選手及び所属チーム】
山崎 拓真:横浜中ボーイズ(神奈川県)
村上 凱也(ときや):三河安城リトルシニア(愛知県)
槇下 禮嗣(れいじ):福岡市立博多中学校野球部(福岡県)
三井津 希偉(けい):成瀬中学校野球部(神奈川県)
鈴木 翔太:東神楽中学校野球部(北海道)
三森 千夏:塩山北中学校野球部(山梨県)
キャッチボールから「なぜその球が行ったのか」を考える習慣を
14時にイベントは開始。田中投手が入場すると大きな拍手で迎えられた。6名の選手たちを前に立ち、
「いよいよこの日が来ましたね。みなさん楽しんでいきましょう」と笑顔で挨拶した。
そして今回参加する投手からの自己紹介。
「キレのある変化球の投げ方を教わりたいです」
「身体の使い方を知りたいです」
といった、田中投手に教わりたいことをそれぞれ述べ、「マー君ラボ」はスタートした。
キャッチボールでは、はじめに「1球1球大事に投げてほしいですし、投げたボールに対して”なぜその球が行ったのか”のを考えて投げれば、マウンドに立っても自分の納得する球を投げることができることにつながる」と説いた。
次ページ:ブルペンではマンツーマンで技術指導