西武 本拠地の新名称「ベルーナドーム」を発表。メットライフドームから3月より変更

株式会社ベルーナ(本社 埼玉県上尾市)と株式会社西武ライオンズ(本社 埼玉県所沢市)は、本拠地「西武ドーム」の施設命名権(ネーミングライツ)スポンサー契約を締結したと発表した。

これに伴い、西武ドームの名称は3月1日より「ベルーナドーム」へと変更となる。契約期間は27年2月までの5年間で、ベルーナがネーミングライツを取得するのは初めて。

なお、17年3月から締結しているメットライフ生命保険株式会社とのネーミングライツは、2月28日に満了となる。

通販事業会社のベルーナは同じ埼玉県に本社を構え、15 年よりライオンズのオフィシャルスポンサー契約を締結している。過去には共同でイベントなどを企画した他、リーグ連覇した18 年・19 年には優勝セールを実施するなど、ライオンズを応援してきた縁がある。

ベルーナドームのロゴ(上)と内観イメージ(下)

今回、スポーツやエンターテインメントを通じて地域振興をより一層盛り上げていくため、ネーミングライツ契約の締結に至った。

3月25日の開幕戦(対オリックス・バファローズ)より、両社が共同で企画したイベントを実施する予定。ライオンズ勝利時に、ご来場の方々へ「ライオンズ公式応援グッズ」「ベルーナが販売するワインや食品」「ベルーナグループホテル宿泊券」などを抽選でプレゼントするほか、公式マスコット「べるーにゃ」とのコラボグッズ制作なども予定している。

発表記者会見の様子

17日に行われた記者会見には、株式会社ベルーナ 安野清 代表取締役社長と西武の奥村剛球団社長、そして辻発彦監督と主将の源田壮亮選手が出席。

安野 代表取締役社長は、15年からオフィシャルスポンサーを務めていることに触れながら、「皆さまの衣食住遊を豊かにする取り組みを今後も継続的に実施し、埼玉西武ライオンズを応援してまいります」とコメント。

奥村球団社長も、「ベルーナドーム初年度となる今シーズンに、必ずや優勝を掴み取り、ご期待にお応えできるようまい進してまいります。ぜひファンの皆さまには、2022 シーズンの埼玉西武ライオンズの試合やエンターテインメントにご期待いただければ幸いです」と述べた。

以下、辻監督及び源田選手のコメント全文

辻発彦監督

会見に出席した辻発彦監督

「私が監督を務めてから2022シーズンで6年目となりますが、ベルーナさまには私の就任する前から長きにわたってチームを支援いただいており、非常に心強く思っております。ベルーナドームで開幕を迎える日が今から非常に楽しみです。

ライオンズが勝利した日にはファンの皆さまにさまざまなプレゼントが贈られるとのことですので、我々としては勝ち続けることで、ベルーナさまやファンの皆さまのご期待にお応えしたいと思っております。ぜひ2022シーズンもベルーナドームで戦う選手たちに熱い声援をお送りください」

源田壮亮選手

同じく会見に出席した源田壮亮選手

3月からベルーナドームに名称が変わるのを聞き、緑を基調とした新しいロゴも見ましたが、ライオンズや自然豊かな僕たちのドームにはぴったりだなと感じました。

同じ埼玉ですし、地元を代表する企業にさらにご支援いただけることは僕たち選手にとっても非常に心強いです。ベルーナドーム元年に華を添えられるよう、2月のキャンプからはさらに練習に励み、今年こそ優勝を掴み取りたいと思います」

(写真及び情報は球団提供)

ベルーナドーム外観イメージ

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