いわきスポーツクラブ代表 大倉智 指導者の表彰式典で語ったクラブミッションとチームビルディング

「THE IWAKI WAY」
いわきFCのビジョンは「スポーツを通じて社会価値を創造する」、そして人づくりと街づくり。これは安田や大倉が時間をかけて議論しつくりあげたもので、創設から一貫している。

人づくり、街づくりをする手段がJリーグであるということを発信し続けてきた。また、創設時から「いわき市を東北一の都市にする」と掲げてきたが6年が経過し、いわき市からさらに、福島第一原発やJビレッジのある双葉郡にも拠点を広げるなどさまざまな変化を感じてきた。

そんな中原点に立ち返り、「我々（いわきFC）とは何か」ミッションの再定義を行った。大倉は「THE IWAKI WAY」と題し、掲げた項目と込めた想いについて語った。

「我々は挑戦者である」
巨大勢力や既成概念に屈することなく、正しいと信じることに挑み続ける。倒されても立ち向かう。慢心することなく常に上を目指す。

「我々はスポーツの力を信じている」
スポーツの原点は人間の本能的行為である遊び。生活の中にあり、非日常的行為から生まれる感動、出会い、ドキドキ。その感動が人間を動かし、出会いが人間を変えていく。そんな無限の価値を創造するスポーツの価値を信じている。

「我々には夢がある」
我々の夢。それは、いわき市を東北一の都市にすること。そんな想いで始まった物語は地域を超えた。いわきFCの存在が、子どもたちの希望となり、この地域の誇りとなる。

街中が活気に溢れ、誰もがこの地域を訪れたくなる。この地域で生まれ、この地域で育ち、この地域で暮らす、すべての人の光となりたい。我々の夢、それは浜通り地域の光となること。

「スポーツを通じて社会価値を創造する」
社会価値とはすなわち、人づくり・まちづくり。未来を担う人材を育て、街をつくる。魅力的な街が人材を育てる。スポーツの力でこの二つの社会価値を創造し、地域課題の解決に貢献する。それが、我々のミッションである。

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