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「筋肉ムキムキの選手たちが90分間倒れずに走り続ける」いわきFCが築き上げる”ブランド”〜いわきFC 特別連載企画(第3回)〜

16年に誕生し、今シーズンからJ3の舞台で戦う「いわきFC」。

東日本大震災からの復興をきっかけに誕生し、「人づくり」・「街づくり」の一助になることを宣言し、地域との絆を瞬く間に深めていった。

そんなクラブには、ブレない信念や個性的なブランディングがある。その意図について引き続き、大倉智・代表取締役に語っていただいた。

(取材/ 文:白石怜平 ※以降、敬称略)

最も大切なビジョン「スポーツを通じて社会価値を創造する」

いわきFCの存在意義。これをより具体的にするために「PHILOSOPHY」「STRATEGY」がある。

「PHILOSOPHY」としてビジョンとミッションを制定。

ビジョンは「スポーツを通じて社会価値を創造する」。ミッションは、「いわき市を東北一の都市にする」その実現のために5つの「STRATEGY」を設定した。

いわきFCの”PHILOSOPHY”。常にここに立ち返っているという(©︎IWAKI FC)

安田・大倉らは13年の終わりから15年の最初にかけての1年半以上、考えに考えて具現化させてていった。

「もちろん時間をかけてつくり上げましたよ。クラブ名も会社名も相当時間をかけました。ドーム社がこれだけ大きく成長したのはやはりビジョンやミッションがしっかりしてるっていうのもあるので。みんなでよく話して、書き出してね。俯瞰してみて『あぁこれ違う』って試行錯誤を繰り返した。あれは特に楽しかったね」

いわきFCの”STRATEGY”。5つが相関性を持っている(©︎IWAKI FC)

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