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「チームで一番体を張ること」リコーブラックラムズ東京 武井日向 ラグビーへの矜持と抱くリーダー像

明後日に開幕する「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(以下、リーグワン)。国内最高峰のラグビーリーグが始まろうとしている。

ディビジョン1に所属するリコーブラックラムズ東京は、昨年9位からの巻き返しを狙う。今回はキャプテンを務める武井日向(ひなた)選手に今シーズンに向けた取り組みを訊くとともに、入団から2年間を振り返ってもらった。

本編から全2回に分けてお送りする。

(取材協力 / 表紙写真提供:リコーブラックラムズ東京 、文:白石怜平 ※以降、敬称略)

「本当に自分を必要としてくれている」語った入団の理由

栃木県出身の武井は、国学院栃木高校から明治大学に進学。大学から現在も務めるHOとなり、1年生時から先発で出場した。

2年生時から3年連続で全国大学選手権の決勝へ進出し、3年時には天理大学を下し22大会ぶりに大学王者に輝いた。4年時から主将に就任し、対抗戦では全勝優勝。しかし、大学選手権決勝戦で早稲田大学に敗れ連覇はならなかった。

卒業後の進路も考える中、武井は当然ながら複数のチームから誘いを受けていた。その中でブラックラムズを選んだ理由をこう語った。

「明治大は朝練があるので、6時半ぐらいから始まるんですが、チーム採用の小浜(和己)さんが朝練の前から来て、終わるまでいて下さっていました。暑い日も冬の寒い日も欠かさず来てくれて。

そこで話をした際も、チームの良さを伝えていただきましたし、本当に自分を必要としてくれていると感じたので、入団を決めました」

ブラックラムズ入団の経緯を語った

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