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「チームで一番体を張ること」リコーブラックラムズ東京 武井日向 ラグビーへの矜持と抱くリーダー像

強みを出せた1年目、全試合出場を果たす

そして、武井は1年目から主力として活躍する。21年2月20日の(現:埼玉)パナソニックワイルドナイツ戦で後半21分から途中出場すると、以降はプレーオフトーナメント含む全試合にスタメン出場し、レギュラーの座を掴んだ。(※)準々決勝は開催中止

「とにかく自分の持ち味・強みを全面に出そうと思い臨みました」と語ったルーキーイヤー。どんな強みを発揮できたかを含め振り返った。

「チームで一番体を張ること、これはラグビーを始めた時から自分に対して課していることですので、それを1年目から体現しようと考えていました。あとは、ブレイクダウン周りのジャッカルにおいても強みを出せたのではないかなと感じています」

ブラックラムズが所属したトップリーグ(現:リーグワン)は国内最高峰のリーグ。日本代表で活躍する選手や、世界の舞台で輝きを放った選手とも何度も対戦した。

武井もそのレベルの高さを痛感しながらのプレーだったという(提供:リコーブラックラムズ東京)

「外国人選手も多いですし、試合の強度っていうのはすごく高かったです。試合翌日の疲労感とか、身体の痛みというのは、大学時代とは比べ物にならないほどありました。

ラグビーの面で言いますと、少しミスで『あ、しまった』と思ったところを瞬時に的確に突いてきます。その隙を見逃さない点もやはりトップ選手になればなるほど来るというのは感じましたね」

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