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ISG国府台×NO EXCUSE 車いすバスケットボールフェスタ2023開催 笑顔と活気のあふれる地域のコミュニティ形成に

 一緒に”楽しい”を共有する仲間づくりの場に

その後は各アトラクションに戻り、再び会場全体が笑顔で満ち溢れた。

家族で一緒に参加し、スタッフらと共に車いすに乗るところからサポートし合うなど、全員が車いすに乗って走る体験ができる場となった。

約2時間半のイベントは無事に終了。最後に八木沼選手がマイクを握り挨拶を行った。

「今日はありがとうございました。会場にいる皆さんに拍手、そしてアカデミーの皆さんに拍手をしてください(全員で拍手)。

車いすバスケの日本一を決める戦い『天皇杯』が2月3日から東京体育館で行われます。頂点目指して日々練習をしていますので、観に来てくれたら嬉しいです。改めて応援よろしくお願いします!」と締めた。

NO EXCUSEで渉外担当を務める金子恵美子さんはイベントの様子を見守っており、

「ISG国府台のU15の選手の皆さんが各スポットを積極的に盛り上げてくださりましたし、老若男女が一緒に地域イベントを作り上げて楽しんでいる様子は本当に総合型地域スポーツクラブの醍醐味を見せていただきました」

終了後に選手とISG国府台のU15の選手たちと記念撮影(提供:ISG国府台)

と語った。そして、ISG国府台のクラブマネージャーを務める小幡晶子さんは2回目のフェスタ終了後、こう振り返った。

「競技用車いすの操作に四苦八苦しながらも楽しみ、選手のパフォーマンスの凄さに感動している参加者の笑顔を見て、『 一緒に”楽しい”を共有する仲間作りがしたかったんだな』というのが一番の感想です。

また、ボランティアとして参加したU-15 クラブチームの子どもたちは普段教わる側・支えられている側ですが、地域イベントでは支える側として活躍してくれたので普段と違う姿が見れるのもいいなと感じました。

このような体験を重ねていくことで、車いすバスケットボールを始めるようになり、チームを作って活動する・車いすユーザーの方とスポーツとしての仲間に育つ。そんな流れにつながるといいなと思った1日でした」

今年も多くの市民が笑顔と活気に満ち溢れた日になった。クラブそして小幡さんが描く世界の実現に向けて早くも24年の企画に向けて動き出している。

(おわり)

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