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「面白い・また来たいと思ってもらえる場所に」市川スポーツガーデン国府台 17年間変わらない理念と支えた信念のルーツ

NO EXCUSEとのコラボで盛り上がる車いすバスケ

ISG国府台が提供するプログラムの1つに車いすバスケットボールがある。

行きたいときに事前予約・会員登録なしで参加できる1回参加型のクラスで、車いすバスケットボールチーム「NO EXCUSE」の選手やスタッフとともに障がいの有無問わず体験を行うことができる。

NO EXCUSEは、東京都や千葉県に活動拠点を置いている。都の選手権大会や天皇杯など数々の大会で好成績を収めており、香西宏昭選手は日本代表でも活躍している。

現在もチームは上記のように競技メインに活動しているが、楽しむスポーツとしても積極的に地域活動へ参加している。ISG国府台とは2018年から関わるようになり、以降毎年秋に車いすバスケットボールフェスタとして市川スポーツセンターで無料でイベントを開催している。

ISG国府台と繋がりの深いNO EXCUSE

「NO EXCUSEさんも我々との関係性の中で、障がいの有無を問わず楽しいスポーツだというのを創っていきたい希望を持ってくださっています。観る・応援するスポーツあると同時に、サークル型として市民の方が気軽に体験に来るなどを通じ、市川でも認知を広めていきたいなと考えています」

昨年は子どもたちと選手で車いすバスケの体験会を行い、その後は同じ車いすバスケットボールチームの「千葉ホークス」とエキシビジョンマッチを行った。

会場には両チームのサポーターで埋まり、519人の観客が迫力あるプレーに目を輝かせた。いずれも市川市民の方が来場し、熱気に溢れていた。

ただ、開始した当初は参加者が100人もいなかったという。昨年のイベントについて訊ねるとこう答えた。

「時代が変わるってこういうことかなと感じた日でした。地域に根付いた活動をやっている団体というのを認知いただいたとすごく感じたので、感慨深かったです」

フェスタでは千葉ホークスとエキシビジョンマッチが行われた

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