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「失敗はナンボでもどうぞ。もっと楽しくやろう」オリックス・バファローズジュニア 小川博文監督が子どもたちへ育む”意欲”と”自覚”

バファローズジュニアを率いるのは、日本一メンバーの小川博文氏

今回特集するオリックス・バファローズジュニアの監督は小川博文氏。

88年のドラフト2位でオリックス・ブレーブスに入団。この年の10月に阪急からオリックスへと球団が譲渡されており、”オリックス1期生”である。

1年目からレギュラーに定着し、92年に球団名がブルーウェーブへと変わり、本拠地も西宮から神戸へと移転以降も内野の要を担い続けた。

仰木彬監督時代の95年には120試合に出場し、打率.272。内野全ポジションを守りながら、1番以外の打順を全て務めリーグ制覇に貢献。

96年は開幕戦に4番・遊撃で出場。シーズンでは110試合に出場して打率.288をマーク。遊撃を中心に守り1・2番以外の打順をこなすなど日本一の原動力になった。

「がんばろうKOBE」を掲げ、阪神・淡路大震災で被災した神戸そして日本中に希望の光を照らしたメンバーの1人である。

「がんばろうKOBE」でチームを日本一に導いた ©ORIX Buffaloes

01年からは横浜ベイスターズに移籍し、キャリアハイの15本塁打・65打点をマーク。04年に現役を引退。プロ通算16年で通算1720試合に出場、1406安打・100本塁打を記録した。

その後はオリックスで6年、DeNAで3年間コーチを務め、19年よりオリックス野球クラブ株式会社の事業本部 事業運営部 コミュニティグループに所属。

解説や執筆業などを行う傍ら、地元の小学校を訪問するなど地域貢献活動に勤しんでいる。

次ページ:2年間ジュニアチームのコーチを務め、昨年監督に就任

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