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「第17回 小笠原道大杯」閉会式 小笠原道大さんが感銘を受けた姿勢と今後の未来に寄せたメッセージ「どんな試合でも最後まで諦めずに取り組むこと」

表彰式では小笠原さんがプレゼンターに

試合後には閉会式が行われる。決勝戦を戦った両チーム、3位の「八幡チャレンジャーズ」も加えて表彰式が行われた。

入賞チームには小笠原さんのサインが入った賞状とトロフィー、選手全員に金・銀・銅のメダルを用意。

小笠原杯の賞状とメダル

さらに個人賞として優勝チームからは大会最優秀選手(MVP)として小笠原さん使用モデルのサイン入りバット、2位・3位チームから現役時代の折れたバットから再利用してつくられたこちらもサイン入り木製メダルが各1名に贈呈される。

贈呈されたトロフィーと個人賞

式では小笠原さんがプレゼンターを務め、固い握手も交わした。選手たちは緊張と感動の面持ちでその瞬間をかみしめるように受け取った。

小笠原さんから賞品を直接受け取った

その後は全選手にメダルの授与が行われ、塩焼ちどりウイングスには小笠原さんが一人一人首にかけてまわり、声をかえながらここでもがっちりと握手を交わした。

優勝チームには小笠原さんからメダルが全員に授与された

そして栄えある個人賞の発表。MVPには塩焼ちどりウイングスの隈部颯太選手が選出された。優秀選手賞には新井三丁目ジャガーズの本間翔太選手、八幡チャレンジャーズの宮崎辰瑠選手が受賞した。

写真上:個人賞を受賞した3選手、同下:MVPとしてサインバットを受け取る

連盟、市川市から労いの挨拶

表彰式後は挨拶と講評へと移る。まずは、連盟の中嶋貞行会長がマイクの前に立った。今大会で起こった出来事を交えながら振り返った。

「小笠原さんはプロ野球で数々の記録を残している本当に素晴らしい選手です。そして皆さんの応援のために毎年大会を開催し、この場に来てくれること、私も本当に嬉しく思っております。また、たくさんの観客を迎えて閉会式を行えたこと、非常に喜ばしいことです。

講評として、選手たちが素晴らしいプレーを見せてくれました。特に準決勝では2試合とも特別延長ということで、さらにそれで勝敗が決まらず大変心苦しいことに抽選の決定となりました。

選手たちは既に春の大会に向けてたくさんのことを学びながら、頂点を目指してくれると思っています。今大会でも選手の健闘を見せてくれました。本当にありがとうございました」

最初に講評を行った中嶋会長

続いて公務で欠席した田中甲・市川市長に代わり、立場久美子・市川市スポーツ部部長が挨拶。

「2ヶ月近く、各地で熱戦が繰り広げられたと思います。惜しくも優勝へ届かなかったチームの皆さん、来年こそは優勝に向けてまた練習に励んでください。この妙典少年野球場は市内でも設備の整った野球場です。

この先もいろいろご活用いただきたいと思います。今日は小笠原さんにもお越しいただいて、とても素敵な時間を過ごせたと思います。関係者の皆さんも今後もご尽力いただき、青少年の健全育成のご協力をいただければ幸いですと思います。

本大会の開催にあたりご尽力いただきました。関係者の皆様、そして小笠原様に改めて感謝を申し上げます」

市川市スポーツ部の立場部長が市長に代わり挨拶した

最後は小笠原さんからのメッセージ

そして、いよいよ小笠原さんが自らマイクを握った。毎年子どもたちにテーマを持って伝える未来に向けたメッセージ。今回も無事完走できたことに感謝をしながら、一人一人の心に深く残る言葉を贈った。

「今日、閉会式を無事迎えられたこと、この場を借りてお礼を申し上げます。決勝戦を途中から拝見して、点差に関係なく両チームの皆が一生懸命、一つ一つのプレーに取り組んでいたことを非常に嬉しく思います。

両チームだけではなく、みんながやることで今後の全員の成長につながると思うので、継続してやっていってください。

あと、すごく活気もありました。大きな盛り上がりを見せていたのでそこも嬉しく思いました。どんな試合でも最後まで諦めずに取り組むことが一番です。それが経験になって先々にプラスになると思うので、どんな状況でもみんなで力を合わせて元気にやっていってください」

子どもたち一人一人に響く言葉が今年も贈られた

そして最後に「来年もこの場所に立ってみなさんとお会いできることを願っています」と締めた。

小笠原さんは今後も大会を継続していきたい想いを抱いている。地域・連盟・そして小笠原さんが一体となって開催されている大会は今後も市川市、野球界の未来を照らし続けている。

小笠原さんメッセージ全文へ

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