西武・中村剛也&源田壮亮選手トークショー 2人で練習する理想の”確信歩き”とそれぞれの名シーンの裏側とは?
1月11日、東京・渋谷区の山野ホールで「野球ロスが止まらない! 堀口文宏トークショー」が行われた。
西武の中村剛也選手・源田壮亮選手がゲストで登場し、600人のライオンズファンの前で拍手あり・笑いありのトークで盛り上げた。
(写真 / 文:白石怜平 以降一部除き敬称略)
2人で練習している”確信歩き”
本トークショーでは、MCのあさりど・堀口文宏さんと3人で展開。源田は昨年に続いての登場で、今回は中村と出たいと希望し実現した。
2人の年末年始やシーズンオフをどう過ごしていたかを堀口さんが訊いたのち、野球の話に。
観覧席から「2024年 本塁打王期待しています」と掲げられたボードをみつけると、源田が「ありがとうございます」と手を振りリアクション。拍手と笑いが同時に沸き起こった。
年間最低でも1本は打ちたいと語る源田。ルーキーイヤー17年から毎年1~4本は打っていたが、昨シーズンは怪我の影響もありプロ初の0本だった。
堀口さんからの「打ちたかったですか?」の問いに「打ちたかったです」と即答し、「確信歩きしたいんです」と思いを打ち明けた。
ここである取り組みを行っていることを明かした。
「バッティング練習が中村さんとペアなので、ずっと2人で(確信歩きの)練習しているんですよ」
そこで、まずは源田が描いているイメージを壇上で実演した。
「左バッターってどんなパターンがカッコイイか研究しているんですけども、結論左(打者)は『打った後に戻すのがいいんじゃないか』と。ギータさん(ソフトバンク・柳田悠岐)のような感じでゆっくり行くのがいいなって(笑)」
また、中村が本塁打を打った際に打球を見ずバットを持って悠々と歩いていくのも憧れるという。
その中村も「シーズン中も(練習を)やってましたよ」と語り、その動きを披露した。立ち上がりストローをバットに見立てると、振ったあとストローを前に放した。
中村紀洋さん(元近鉄ほか)のようなバットを高々と飛ばす動作に例えられると、中村は「でも、(試合では)僕できないんですよ」と実際の打席で行う難しさを語った。
「源田の1ミリ」当時の心境は?