身体障害者野球日本代表 “野球命名の地”松山で出陣。9月の世界大会に向け「スポーツの力・明日への活力を発信する」

松元主将が誓った「一生懸命、熱くプレーをする」

結団式の最後、選手代表として日本代表の主将・松元剛選手が前に立った。

毎年5月に行われる身体障害者野球の全国大会の1つである「全国身体障害者野球大会」で2連覇中の強豪チーム「名古屋ビクトリー」でも主力を張る50歳。

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年齢を感じさせないパフォーマンスと豊富な経験で培ったリーダーシップで日本代表を牽引する。選手紹介の際に、主将の証である「背番号10」を披露した松元主将は自信に満ちた力強い声で決意表明を行った。

主将の背番号”10”をアピールした松元剛選手

「我々も皆さまと協力して素晴らしい大会にしたいと思っております。9月の開催に向けてさまざまな困難もあると思いますが、ご協力いただけますと幸いです。

また、皆さまに向けては、スポーツの力・明日への活力。それを発信する力が我々にはあると思っております。一生懸命、熱くプレーをさせていただきます。引き続き応援をよろしくお願いします」

決意表明を行った松元主将

最後に「選手一同、姿勢を正してください」と後ろで整列するメンバーに背中でも働きかけ、全員で礼を行い会は終了した。

結団式の後、代表チームと地元愛媛県・新田高校女子硬式野球部とのエキシビジョンマッチが行われた。

つづく

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