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千葉ドリームスター「第31回全国身体障害者野球大会」出場 日本代表選手の活躍とベテラン2人の投手リレーで初戦快勝 夏の地区大会3連覇に向けた弾みに

次戦の準々決勝で敗退、8月の関東甲信越大会で3連覇へ

初戦は6−0で快勝したドリームスターは翌14日の準々決勝に臨んだ。

この日は前日から雨が降り続き開催も危ぶまれたが、グラウンドキーパーの方たちが早朝から準備し、途中雨足も強まるも決勝まで行うことができた。

予定から1時間遅れの10時試合開始となった準々決勝、ドリームスターはこの大会決勝まで進出した京都ビアーフレンズと対戦。初顔合わせとなった試合は、ドリームスターが序盤に2点を先制される苦しい展開に。

3回表に追いつくも裏に1点を加えられサヨナラ負け。準決勝進出はならなかった。

悔しくも準決勝敗退となってしまった

指揮を執った小笠原一彦監督は、

「簡単には勝つことはできないと改めて実感した大会でした」

と振り返りながら、

「選手の実力を最大限発揮出来るような采配が出来なかったことが反省点です。そんな中でも皆が声を出し、最後まで一丸となって戦えたのは収穫の一つだと思います」

と反省と収穫を語った。

来年この場に立つためには、8月に行われる関東甲信越大会で準優勝以上を収めることが条件となる。同大会での3連覇、そして来年のリベンジに向けて意気込みを語った。

「今大会ベスト4の東京ブルーサンダース、また群馬アトムはともに全国2位の実績を持つ強豪チームです。この2チームを撃破しないと(11月の)選手権には行くことはできません。

昨年度王者とはいえ胸を借りる思いで、全力で挑めるようチーム力の向上を図りたいと思います」

大会翌週から早速再始動したドリームスター。この夏が秋そして来年に向けた大きな山場となる。

(おわり)

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