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川崎ブレイブサンダース 同地区首位相手に快勝 ジョーダン・ヒースが復帰初戦から躍動し、チャンピオンシップ進出に望みをつなぐ

佐藤賢次ヘッドコーチ「チーム内の競争を高めてきた」

この試合のMVPはヒース。復帰初戦でダンク5本含む16得点、この試合チーム最多の8リバウンドをマークした。

スポットライト、そして「おかえり」の言葉を浴びながら壇上に上がり、ファンに笑顔でこう語った。

「チームメートと一緒にコートに立てたことが嬉しいですし、僕自身が走っているのをチームメートが見つけてくれて、それがダンクにつながったと思うので、今日のパフォーマンスは良かったと思っています」

この試合のMVPを受賞したヒース

そして、ヒースの復帰に喜びの言葉を寄せたのがファジーカス。会見では”相棒”と語り、

「僕たちはこの5年一緒にやってきて、お互いを助け合える存在だと思っています。怪我で離脱していた間でも、一緒にコートに立つのが楽しみだと話もしていたし、彼も復帰して、僕も完全な状態で試合に出られることで一緒にプレーできて、今すごく良い状態だと思います」

とチャンピオンシップ進出に向けた想いを述べた。

佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)は、「練習で激しくやってきた成果が出たと思います」と振り返りながら、バイウィーク期間中に取り組んだことを明かした。

「チーム内でしっかり競争することを意識して、練習での5対5も激しくしてきました。ディフェンスのローテーションは変えていませんが、ちょっとした準備や最後まで走り続けるところ、パスレーンに手を出すといった細かいところの積み重ねが最後の最後の0.5秒の違いを生んで、0.5秒の違いでオープンシュートをタフショットに変えられるので、0.5秒にこだわる練習をしてきました」

佐藤HCは、三遠戦の勝因については「激しいフィジカルにも負けずに戦えたと思います」と振り返る。先に述べた”0.5秒”も確かに勝利に絡んでいた。

「三遠はフィジカルのレベルはトップクラスなので、そこで負けると練習でこだわってきた0.5秒が後手後手になってしまうので、フィジカルバトルに勝つことを意識して今日は臨みました」

HCが冒頭に挙げた”競争意識”は選手一人ひとりも強く持っている点に感じた。

この後会見に応じた野﨑も、

「一人ひとりの競争意識を持つことが大事だと思います。誰が出ても強度を高く持たないといけないっていうのは感じていましたし、練習してきたことが試合に出たと思います」と問われることなく出たコメントだった。

まだまだ負けられない戦いが続く川崎。この週末は引き続きホームとどろきで佐賀バルーナーズを迎える。

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