川崎ブレイブサンダース ”神奈川ダービー”は1勝1敗のイーブン ニック・ファジーカスが初戦3Pシュート6本を決め、とどろきを沸かせる
3月2日・3日、とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースと横浜ビー・コルセアーズの試合が行われた。
同じ中地区の”神奈川ダービー”は互いに意地を見せあう2試合になった。
(写真 / 文:白石怜平)
初戦は序盤競った展開もアレンの活躍などで先勝
バイウィークを経て約3週間ぶりのリーグ戦は神奈川ダービーからの再開。両クラブは2018-19シーズンよりコラボレーションしたイベントを展開している。
選手も川崎市・横浜市それぞれの小学校に訪問し、出張バスケットボール授業を行うなど、県全体を盛り上げたいという想いを共通して持つ。
開始前からホーム川崎のブレイブレッドを中心にアリーナを埋めつくし、早くも熱気に包まれた。
2日の初戦、前半は拮抗した試合となった。第一クォーターは1点を争う攻防か終了間際に増田啓介がジャンプショットを決め、24-23と逆転。
第二クォーターも一進一退が続くも、残り2分を切ったところでロスコ・アレン、藤井祐眞、ニック・ファジーカスの得点で1点ビハインドから5点リードとなり前半を終えた。
後半からは、アレンとともにファジーカスがさらに躍動する。昨年9月の出陣式で今季限りでの引退を表明したレジェンドは、1月に負った左ヒザの怪我から2月10日に復帰。
先発出場したこの試合で大きな存在感を発揮した。第三クォーターで3Pシュートを決め、アリーナを何度も沸かせた。
アレンも前半の勢いそのままに得点を重ね67-50で17点のリードを奪うと、最終クォーターでもファジーカスは3本の3Pシュートを決めさらに点差を広げた。
最後は藤井のフリースロー2本で締め、神奈川ダービーの初戦は83-67で川崎が制した。
ダービー2戦目は序盤のビハインドが響き1勝1敗のイーブンに
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