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川崎ブレイブサンダース 2023-24出陣式 ニック・ファジーカスが今シーズン限りでの現役引退発表 「最後の1年、すべてを懸けてチームを頂点に連れていく」

9月16日、川崎市のとどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースのプレシーズンゲームと「2023-24シーズン出陣式」が行われた。

ライバルとの熱戦が繰り広げられるとともに、式の場では川崎一筋12年のニック・ファジーカス選手から今シーズン限りでの引退が発表された。

(取材協力:川崎ブレイブサンダース、写真 / 文:白石怜平 ※以降敬称略)

プレシーズンゲーム最終戦の相手は宇都宮ブレックス

この日は宇都宮ブレックスとのプレシーズンゲーム、そして出陣式と豪華2本立ての1日に。

プレシーズンゲームは10月の開幕前最後、そしてBリーグのチャンピオンを争うライバルとの一戦ということもあり、とどろきアリーナには多くのファンが詰めかけ公式戦さながらの熱気で溢れた。

客席スタンドはブレイブレッドで染まった

試合は15時にTIPOFF。川崎は10日のアルティーリ千葉戦と同様、藤井祐眞、ニック・ファジーカス、長谷川技に加え、新加入のトーマス・ウィンブッシュ、ロスコ・アレンがスターターに名を連ねた。

宇都宮は、鵤誠司、比江島慎、ディージェイ・ニュービル、竹内公輔、グラント・ジェレットがスターターを務める。

川崎は前半を38-46と8点ビハインドで折り返すも、新潟アルビレックスBBから今シーズン新加入したロスコ・アレンが3Pシュートを決め1点差に詰め寄るなど3Q終了時点で2点差に。

両チーム一進一退の展開を見せ最終Qへ。最後は宇都宮がリードした。W杯でも話題を集めた比江島慎がこの日22得点目となる3Pシュートを決めるなど点差を広げ82-72で宇都宮が勝利した。

最後まで両チーム互角の試合を見せた

新加入選手たちがそれぞれ語ったこととは?

試合後には「2023−24シーズン出陣式」が行われた。佐藤HCをはじめチームスーツに身を包んだ選手・スタッフが次々に入場し、ファンも様々な発表を楽しみに拍手を送った。

チームスーツで出陣式に登場した

最初に佐藤HCから挨拶と開幕に向けたチームの状態を話すと、今シーズンから新加入した選手たちにフォーカス。

昨年はファイティングイーグルス名古屋でプレーした野﨑零也とロスコ・アレンは対戦した際、そして実際に入ってからのチームの印象を語った。

野﨑は「入ってからも強いイメージがあった」、アレンは「新潟に在籍している間は川崎さんに一度も勝てなかったので、今回加入できてよかったと思っています」とそれぞれコメント。

昨シーズンまでは対戦相手だった川崎の印象を語った野﨑とアレン

続いて香川ファイブアローズから加入した飯田遼と来日1年目となるトーマス・ウィンブッシュにはチームに入って驚いたことについて質問が寄せられた。

香川在籍時には対戦経験がなかった飯田は「画面越しでしか見たことがなかったのですが、みなさん真面目な方たちだと感じました」と語り、ウィンブッシュは丁寧に日本語で”コンニチハ!”と挨拶し、「展開の速いバスケットに驚きました。ついて行けるように順応していきたい」とバスケの内容について述べた。

飯田とウィンブッシュは”驚いたこと”について語った

今シーズンのスローガンは「All-In この場所 この瞬間に すべてを懸ける 」に!

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