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元西武・髙木大成 野球界そしてスポーツ界発展のために尽力する「セカンドキャリアの充実」〜著書出版記念特別インタビュー最終回〜

選手・球団の社員から感じるライオンズの魅力

前章でも触れたが、髙木は両親の影響で少年時代からライオンズファン。地元の東京都八王子市から所沢にある当時の西武球場に何度も観戦へ訪れた。

そしてドラフト1位で入団し10年間プレー。球団の社員としてのキャリアも約10年と長い年月を積み重ねてきた。双方の立場を経験している身だからこそ分かるライオンズの魅力は何か。

「ライオンズは特に球団事務所と球場が隣り合わせなので、お客さまの表情や歓声、喜怒哀楽を感じながら仕事ができるのはすごく魅力的と考えています。お客さまとの距離が本当に近いです。あとプロ野球は12球団しかない。これも特別感だと思います。

1・2軍の本拠地、寮、球団事務所などが1つに集約されている。ライオンズならではの魅力である(写真:球団提供)

選手時代を振り返ると、ライオンズはすごく居心地が良いチームです。球場と室内練習場、寮が1つにまとまっている。野球をする環境としては大きなメリットです。

これも他の球団にはないものだと思いますね。あと、オールスターに出るとライオンズは羨ましがられましたよ(笑)”パ・リーグと言ったら西武”という印象がより濃かった時代でしたから」

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