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清原和博氏「復活!その先へ…」子どもたちに向けて贈った身体づくりと技術のアドバイス〜特別講演会第一部 後編〜

3月13日、福島県白河市で清原和博氏による特別講演会「復活!その先へ…」が開催された。

西武・巨人・オリックスで通算2338試合出場、歴代5位の525本塁打を記録した同氏が、子どもたちそして指導者・保護者たちに向けて約2時間、自らの経験や想いを語った。

(主催:公益社団法人白河青年会議所、協力:日本プロ野球OBクラブ、文:白石怜平)

高校3年時、欠かさなかった毎日300回の素振り

子どもたちに向けた内容として組まれた第一部では、前半は自身が野球を始めたきっかけや緊張との向き合い方について語った。後半では、練習の取り組み方などについての話題に。

講演会のMCを務めた福島FM 加藤漢太氏から、日々の練習についての質問が。最初はランニングについて清原氏がその大切さを述べた。

「ランニングってしんどいですよね。でも僕の経験談から言うと走ってる最中に、いろんな感情が湧いてくると思います。弱い自分と強い自分が交互に出てきたりします。その中でも耐えて続けることで足腰を強くするだけではなく、心も強くしてくれるのでランニングっていうのは非常に大切な練習です」

続いては素振り。これは最も大切にしてほしいと語り、理由についてこう続けた。

「素振りというのは一番大切な練習です。素振りでしっかり振ると手にマメができる。そうすることで『自分はこれだけバットを振ってきた』と自信につながります。例えばバッティングセンターに行くとなったら、1人ではなかなかできないでしょうしお金もかかります。

でも素振りはタダで家でもできます。バット1本あれば練習ができるんです。野球選手で記録を残した方々はみんな素振りを大切にしています。地味な練習かもしれないですけども素振りは大切にしてほしいと思っています」

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