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石井丈裕 ライオンズアカデミーで育む野球界の未来「これからも野球を好きでい続ける手助けをしたい」

「どんな形でも野球の楽しさを覚えていてほしい」

今年で節目の10周年を終えようとしているが、アカデミーのカリキュラムは進化し続けている。石井もコーチの立場として案を出し、運営側と協力し改善を重ねてきた。

今年4月には南与野校で動作解析が初めて導入され、新しい取り組みも始まっている。今後、石井はライオンズアカデミーをどんな場所にしていきたいか。その想いを訊いた。

「アカデミー出身の子がライオンズに入って活躍してくれることが一番ありがたいですし、まずは何よりも野球を好きでいてもらいたいですよね。これから様々なプロセスに当たります。強い学校に行ったらレギュラーになれなかったりなど辛い思いをすることがあるかもしれません。

それでも、野球の楽しさを忘れないでほしい。どんな形でもいいので、大人になっても野球の楽しさを覚えていてほしいなと願っています」

これからも子どもたちと向き合っていきたいと語った

ここまで、約1時間近くのインタビューに応えてくれて、高校時代からのヒストリーを振り返ってきた。野球人・石井丈裕としてこれからどんな道を歩むのかを最後に訊ねた。

「今は1人でも多く野球に興味を持ってもらい、ファンになってもらう。野球を好きでい続ける手助けをしていきたいです。野球を好きになった子が大人になって、また次の世代にも同じように手助けをしてくれたら嬉しいです」

これまで、選手・コーチ・そしてアカデミーと様々な角度からライオンズを支えてきた。石井が伝えて来た”勝者の奥義”はこれからも受け継がれていく。

(おわり)

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