
横浜スタジアム45周年記念 特別イベント開催 ホームランダービー では吉村裕基さんが計5本で優勝!代名詞の歌舞伎投げも披露
決勝では最後に”歌舞伎投げ”を披露
決勝戦で再び松坂さんが打席に。前半で早くも1本放ち、さらなる量産も期待された。ノンストップでスイングを重ね、最後は疲れた仕草を見せながら振り切りこの1本で終えた。本職は投手ながらも、さすがの打撃技術を見せた。

そして対する吉村さん。初球からフェンス手前まで運ぶとその後も惜しい当たりを連発。松坂さん同様に前半で1本スタンドに入れると、途中戦況を見守る松坂さんに”もう一本打ちます”という「1」の合図。
するとその直後の1球、振りぬくと現役時代に幾度となく見せてきた「歌舞伎投げ」を披露。そのままレフトスタンドの最前列に吸い込まれ、”サヨナラ本塁打”でゲームセットとなった。

表彰式では、開始前の”打ったら育成契約で”というコメントを踏まえて「帰りにふらっと球団事務所寄ってみようかなと」とスタンドを笑いに包んだ。最後にメッセージを求められると、
「スーパースターの松坂さんと対戦できて、(高校、ベイスターズでの)先輩・村田さんも、度会選手もいて、僕が選ばせていただいて・出場させていただいて光栄です。ありがとうございました!」とコメントした。

この後、スピードガンコンテストやdianaダンスショーを挟み、柳沢慎吾さんによる”世界一長い”始球式が行われ、スタジアム全体が爆笑に包まれた。
(つづく)
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