「UNDER ARMOUR ATHLETE SUMMIT」いわきFC編 〜チームスポーツやアスリートに必要不可欠なメンタルを語る〜
フィジカルとメンタル
廣瀬:あとすごく聞きたいのですが、メンタルを鍛えるとともに”フィジカル”面もいわきFCの特徴かと思います。フィジカルに特化することでメンタルに変化を及ぼしたことなどはありますか?
大倉:5年間継続して気付いたのですが、体が強くなることで「できなかったことができるようになる」と。それはピッチ上で、サッカーにおいても相乗効果が生まれてくることをチームで感じています。
そこから”自信”がついてきて、(ピッチの)外から見ている側としても「自分から怖がらず攻めていくようになった」などと、この5年の間でいろいろなことを感じれるようになりました。
田村監督:大倉さんが仰った”自信がつく”のは、パフォーマンスの変化をもたらすと思います。あとは、監督という立場で見ると”チームビルディング”。みんなが励まし合う。
ウエイトを持ち上げたらみんなで喜ぶなど一体感が出てくる。フィジカルトレーニングって走ることもそうですがきついですし、できれば避けたいじゃないですか。
それを自ら進んでやることが大事だと思っていますし、自分がこれまで持てなかったウエイトが持ち上がる、持ち上げて拍手してくれることに一体感を生まれる要素があると感じています。
渡邉:ウエイトトレーニングは数字で出るじゃないですか?明確に自分が成長しているというのが数値で見えるので、それが自信につながるのかなと。特にサッカー選手はナルシストなので(笑)
廣瀬:フィジカルを鍛えることで、メンタルが変わったエピソードはあったりしますか?
平松:私は現役時代から自分のプレーの特徴を最大限引き出すために、ストレングスを取り入れていました。「筋トレやってないでサッカーの練習しろよ」と言われ続けながらも試合の2日前でもやっていましたし。
自分では才能がない選手だと思っていましたので、そういう選手がストレングスをやることでプロになれた事実があります。なので、実際ストレングスをやることでパフォーマンスが上がるというのは、選手には自信を持って勧められますね。
トークセッションの全編は以下のアンダーアーマー公式YouTubeチャンネルで閲覧が可能なので、ぜひチェックしていただきたい。
(SPORTSCORE 編集部)