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リコーブラックラムズ東京 2022-23シーズン報告会 「トップ4と戦える力がある」初の公開記者会見で明かした確かな自信と地域への浸透

覇者相手に見せつけたブラックラムズの”DNA”

この会見では、チームとして「自信を掴んだ」「来年へつながる」という前向きなフレーズを多く聞くことができた。

メイン平選手がシーズンで印象に残った試合について、昨年のリーグワン覇者であるクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(第6節:江戸川)を挙げた際に、こう語っている。

「この試合は38-40と2点差で負けてしまったのですが、優勝チームを相手に自分たちのDNA=泥臭さを体現できた試合でした。ここでチームとして”トップ4を相手にも戦える力がある”と肌で感じたいい試合でした」

優勝したクボタスピアーズ戦が印象に残ったと語った

西辻GMもこのコメントを踏まえ、

「4試合が7点差以内でしたし、確実に接戦が多かった粘り強くなったなという印象です。それが今シーズンのブラックラムズ。平も話してくれましたが、選手たちがベスト4を相手に接戦を戦い、『自分たちも目指せる』と自信をつけたシーズンだったと思いますし、来シーズンこそやってくれると信じています」

西辻GMも感じた想いは同じだった

と語るとともに、山本選手も「トップ4に向けて考えると全く手の届かないところではないと感じました。必ず来シーズンそこに届くように今一度やってきたいと思います」と、ファンに更なる飛躍を誓った。

ブラックラムズのDNAは”ハードワーク”・”最後まで泥臭いラグビー”。昨年取材した、キャプテンの武井日向選手、そして松橋周平選手も揃えて口にしていた。

昨シーズン、ブラックラムズに加入した佐藤選手にもそのDNAを感じた場面について問うと、

「練習の時からハードワーク・泥臭さがありました。練習でやってるからこそ試合にも出ているんだなとこの1年感じてプレーしていました」

と話し、そのDNAは脈々と受け継がれていると感じた。

来シーズン”泥臭い”ラグビーでトップ4を勝ちとる

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