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「BlackRamsTokyoが二子玉川ライズにやってくる!」”ラムズの夏休み”第2弾はホストタウン・世田谷区とより連携した取り組みに

8月19日(土)、「BlackRamsTokyoが二子玉川ライズにやってくる!」が開催された。

リコーブラックラムズ東京の選手やスタッフ約40名がホストエリアである世田谷区の「二子玉川ライズ ガレリア」で、夏休み中の子どもたちや地元のファンの方と触れ合った。

(協力:リコーブラックラムズ東京 取材 / 文:白石怜平)

7月に続き2回目の開催となった”ラムズの夏休み”

本イベントは7月22日に続き2回目の開催。「ラムズの夏休み」をテーマに、前回は選手が書いた七夕の短冊が飾られるなど季節感があふれ、さらにチームをサポートしているパートナー企業と協力してブース出店やワークショップを開催した。

今回は「ラムズの夏休み2」と題し、前回以上に選手とファンが直接交流できる空間へと進化。二子玉川駅の改札を降りた目の前に広がるエアアーチをくぐったすぐにサイン会と写真撮影エリアが設置された。

瞬く間に長蛇の列となり、選手との会話が盛り上がるシーンも多く見られた。グッズ販売エリアもこの日新たにラインナップに加わったものもあり、黒のジャージを身に纏ったファンが関心を寄せていた。

入り口すぐではサイン会が開催された

二子玉川ライズの利用者など通りかかった方たちには、選手自らうちわを配布し、受け取った方たちがその場でサインや写真撮影も行われた。このように、ファンにとっては暑さを忘れるほど特別な時間となっていた。

選手たちが自ら特製うちわを配り歩いた

また、今回は世田谷区とより密着したコンテンツが展開された。

区が指定する「世田谷みやげ」の店舗・ワークショップが本イベントに出店。区にゆかりのあるお菓子やおみやげ物などが所狭しと並び、足を止める方達も多く見られた。

西辻勤GMも前月と比べた所感として、「前月よりもさらに多くの世田谷区民、そして(二子玉川駅のある)東急沿線の方に多くお越しいただいてる感触があります。とても嬉しいことですよね」と語った。

ブースや店舗の奥では、ラグビー体験会と「出張おでかけひろば」が設けられた。

前回も盛り上がりを見せたラグビー体験会では、今回はパスとキックの体験コーナーに。小さな子どもから長年ブラックラムズを応援している年配のファンまで多く参加し、選手からの”直接指導”も受けることができる機会になった。

前回に続き大好評の体験会エリア

そしてラグビー体験の横にセッティングされた「出張おでかけひろば」。今回初めての取り組みで、世田谷区子ども家庭課と連携し実現した。

保護者と小さな子どもたちが遊べる場を設置し、選手も参加しみんなが楽しむ空間に。イベントに来場した家族連れのブラックラムズファンや二子玉川駅を訪れたファミリーにとって憩いの場となっていた。

”秩父宮真黒(シンクロ)計画”を更なる飛躍のきっかけに

本イベントでも区と連携した取り組みが展開されたように、世田谷区とチームとの絆はより深いものとなっている。

これまでも区内の小中学校を訪問し”ゲストティーチャー”として、選手がタグラグビーの指導などを行ったり、下北沢の地域商店街でのお祭りに参加しラグビー体験会を開催してきた。

また昨シーズンのリーグワンで、主催の8試合で来場した約42,000人のうち約3割が世田谷区の方だったと5月の報告会で西辻勤GMはファンの前で話していた。

ホストゲーム最終節(トヨタヴェルブリッツ戦)では、「秩父宮真黒(シンクロ)計画」と銘打った試合で過去最多の11,060人を動員するなど、スタジアムに世田谷そして”ラムズファミリー”が選手と共に戦った。

西辻GMも、このオフシーズンそして12月から開幕する新シーズンに向けて「昨シーズン最終節の秩父宮であれだけ多くの方が来てくださいました。この流れを来シーズンへと持っていきたいんです」

と語り、運営としての成功体験を自信にしてシーズンへ臨む考えを明かした。

選手とともに参加し、イベントを盛り上げた西辻GM

柔らかい笑顔で溢れた二子玉川ライズ ガレリア。次はグラウンド上でブラックラムズ伝統のハードワーク、最後まで諦めないラグビーで歓喜の笑顔をもたらす。

(おわり)

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