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クボタスピアーズ船橋・東京ベイ ホストゲーム最終戦で聖地・えどりくに帰還。圧巻の9トライとメモリアル達成でオレンジアーミーを沸かせる

4月27日、江戸川区のスピアーズえどりくフィールドで「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第15節 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs 三重ホンダヒート」の一戦が開催された。

スピアーズ(S東京ベイ)にとってホストスタジアム・えどりくフィールドでの今季最初で最後の試合。オレンジに染まったスタンドを沸かせるプレーはメモリアルに花を添える試合になった。

(写真 / 文:白石怜平)

約1年ぶりに帰還した聖地

シーズン最後のホストゲームとなったS東京ベイ。本拠地「スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)」はリーグワン発足から制覇した昨年含め、全勝を挙げている聖地である。

今シーズンは改修工事の関係でこれまで使用できなかったが、ホストゲームの最終戦で約1年ぶりに帰還した。

この日を待ち侘びたファンも、チームカラーであるオレンジのウェアに身を包み”オレンジアーミー”として参戦。スタンドの9割以上が橙色に染まった。

1年ぶりのえどりくでの試合に多くのオレンジアーミーが駆け付けた

対戦相手は三重ホンダヒート(三重H)。直近3度の対戦ではいずれもS東京ベイが勝利しており、本カード4連勝を狙う。

試合は開始してからすぐ動きを見せた。三重Hが4分でCTBダーウィット・ケラーマンが先制トライを決めると9分にはWTB渡邉弐貴も続いた。いずれもSO呉洸太がゴール成功し、0-17とS東京ベイはビハインドを背負う。

序盤で三重Hが2トライなどでリードを奪う

反撃を期するもライン前で阻まれ得点を一度は逃すも、前半30分過ぎからS東京ベイはついに目を覚ました。

再び相手ゴールラインに迫り、PRオペティ・ヘルがボールを受け取ると2人がかりで向かわれても倒れずに前進する強靭なフィジカルを見せる。

そこからSH藤原忍が素早くパスし、NO8ファウルア・マキシからCTBテアウパ シオネへとボールが渡るとそのまま駆け抜けグラウンディング。

SOバーナード・フォーリーがゴール成功で反撃の狼煙を挙げた。

テアウパ シオネがこの試合チーム初トライを決めた

さらに反撃は続いた。WTB根塚洸雅が一度トライを決めるがオブストラクションでキャンセルとなるも、三重HにオフサイドがありPKから再開。するとS東京ベイはモールへと持ち込んだ。

オペティ・ヘルが再びディフェンスを押しのけ突進すると、その後も複数人で抑えにかかる三重Hのディフェンスをフィジカルで押し切り、今度はLOデーヴィッド ・ブルブリングがトライ。

フォーリーが再びゴールを決めたところで前半は終了。14-17で引き続きビハインドではあるが、勢いを持ったまま折り返した。

デーヴィッド ・ブルブリングも続き前半を終えた

後半開始早々から主導権を握る

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