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ユニバーサル野球 東京開催「挑戦している仲間がいたら、たくさん応援してあげましょう!」 東京ヤクルトスワローズ・三輪正義さんと共に喜び、笑いあった”夢の空間”

「みんなもたくさん挑戦してください!」

ユニバーサル野球は児童たちにとって初めての経験。三輪さんからレクチャーが行われ、それぞれ1打席の練習を行ったのちにスタート。

プロ野球をモチーフにしたアナウンスで選手を紹介し、その際に選手のいいところをコールして打席に送り出す。そして後ろの太鼓でさらに背中を後押しする。それぞれの役割を担うのはチームメイト。仲間を応援し、応援してもらうことで結束力を高めた。

アナウンスと太鼓で選手のプレーを後押しした

試合では一人2打席立った。1巡目はなかなか安打が出ず三輪さんも悔しい表情を隠さなかった。

しかし、2巡目になるとそれぞれが適応能力を見せ、安打や安打性の辺りを量産。出塁すると三輪さんやチームメイト、そして先生も一緒にハイタッチで出迎え、会場のボルテージが上がっていった。

そしてついに本塁打が飛び出すと最高潮に。東京音頭が流れるとベンチからはスワローズの応援名物の傘が振られ、神宮球場のような盛り上がりを見せた。

写真上:安打や本塁打が出ると会場全体で喜び合った  同下:応援名物の傘で本塁打を打った選手を祝った

45分の授業、2試合全てを消化し終了。三輪さんは最後に児童へメッセージを贈った。

「今日はたくさんの人の助けがあって、ユニバーサル野球を開催できました。僕一人ではできません。みんなも何かに挑戦しようと思った時には、一人ではなく、いろいろな人が助けてくれます。たくさん挑戦してみてください!

そして、挑戦している仲間がいたら、今日みたいにたくさん応援してあげましょう!ユニバーサル野球は障がいがある、ないに関わらず、いろいろな人が楽しめます。この機会に、誰もが一緒に楽しめる事を考えてみてください。今日がそのきっかけになれば、僕も嬉しいです」

最後は全員とタッチを交わし、授業は惜しまれつつ終了した。

中村さんは全国各地を回りながらユニバーサル野球を通じて、三輪さんは野球人として今もスワローズのユニフォームを着て、子どもたちの未来を照らし続けている。

(おわり)

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