ユニバーサル野球 東京開催「挑戦している仲間がいたら、たくさん応援してあげましょう!」 東京ヤクルトスワローズ・三輪正義さんと共に喜び、笑いあった”夢の空間”
スワローズと共催、OBの三輪正義さんが講師に
9月、ユニバーサル野球は東京ヤクルトスワローズとコラボして行われた。スワローズは本拠地を置く東京都で社会貢献活動を積極的に行っている。
小学校での「投げ方教室」や職業選択の学習などにてOB選手が講師を務め、教育の現場に深く根付いている。今回は「ユニバーサル野球」と手を組み、総合的な学習の時間として展開された。
スワローズからは選手OBで現在は球団広報を担当している三輪正義さんが担当した。三輪さんは、08年から19年までの12年間プレー。15年には87試合に出場しチームのリーグ優勝に貢献、日本シリーズの舞台にも立った。
内外野守れるユーティリティプレイヤーとして活躍するだけではなく、明るいキャラクターでムードメーカーとして盛り上げるなど、グラウンドそしてベンチ両面でチームを支えた。
19年に引退後、翌年から広報担当に就任。都内の小学校を訪問し、1か月で1000人以上の児童に投げ方教室を開催するなど、野球の楽しさを伝え続けている。
今回のテーマは「良いところを紹介し、応援し合う」
会場は東京都北区立なでしこ小学校。交流の深い区立赤羽小学校と合同授業で行われた。
今回のテーマは「選手=お友達の良いところを紹介し、応援し合う交流戦 」。”選手”は特別支援学級のクラス約40名。1年~3年生は生活単元学習、4年~6年生は総合的な学習の時間として行われた。
ユニバーサル野球では地域や学年・クラスによって趣旨を合わせながら行っている。ここではテーマをベースに、
「自分の良いところを多くの人に知ってもらうことで自信につなげる」
「応援が自分の力を引き出してくれることを体感し、頑張っている人を応援しようとする気持ちを育てる」
「ルールを守り、勝敗のあるゲームを楽しむことができる」
「チームのみんなと協力する良さを味わう」
上記の4つをねらいとして設定した。
選手たちが”グラウンド”に集まり、ユニフォーム姿の三輪さんが紹介されると会場からひときわ大きな拍手が沸き起こった。ここで、三輪さんからプレゼントとしてスワローズのキャップが用意され、一人ひとりに直接手渡した。
「みんなもたくさん挑戦してください!」