
「第24回全日本身体障害者野球選手権大会」”世界の盗塁王”福本豊氏が築いた歴史と名門チームの戦い
名門チームが続々ベスト4へと進出
初戦は4試合を実施。昨年の第23回大会覇者で、シードによる準決勝スタートの岡山桃太郎は北九州フューチャーズに10−0でコールド勝ちし決勝へ進出。
岡山は84年に創設(当時はソフトボールチームとして誕生)し、88年から連盟に加盟している伝統チーム。
秋の選手権では昨年含めた直近4大会中3回優勝、春の選抜でも19年そして今年と準優勝している強豪でもある。
地域やメディアとの結びつきが強く、地元の高校やグラブ職人が結束して選手それぞれの障害に合った特注グラブを製作し、県を挙げてチームの支援を積極的に行っている。上記はドキュメント番組としても放送された。
この日も地元のテレビ局が神戸へ取材に訪れ、ニュースでチームの活躍を報じた。
今年の春の選抜を制した名古屋ビクトリーは、初戦の阪和ファイターズにこちらも10−0でコールド勝ちし、翌6日の準決勝へと駒を進めた。
名古屋は春の選抜・秋の選手権ともに第1回大会から出場を続け、30年近く全国大会に進出し続けている。春の選抜は昨年から2連覇・準優勝も5回、秋の選手権も昨年まで2大会連続含む3回の準優勝をマークしている。
また、身体障害者野球のルーツとも言える神戸コスモスも準決勝へ進出。春の選抜大会優勝18回・秋の選手大会優勝16回という圧倒的な強さを誇る名門は、ここ数年名古屋と岡山の”2強”となっている状況に待ったをかけるべく翌日の戦いへと臨んだ。

名古屋と神戸の準決勝は、名古屋の層の厚い投手陣が神戸打線を抑え4−1で勝利。名古屋が決勝進出を果たし、岡山との対戦を迎えることになった。
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