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福岡ソフトバンクホークスが手がける世界中から集まるレジャースポット「BOSS E・ZO FUKUOKA」”エンターテインメント企業”として描く世界

20年7月に開業した「BOSS E・ZO FUKUOKA」。海外からの観光客にも楽しめる場としてつくられたが、コロナ禍が始まったばかりでのオープンとなった。

約2年半に及ぶ忍耐の時期を経て、今年本格的なスタートを切ることができた。前回に続き、球団の広報室 室長の池田優介さんに今年の活動や観光地としての存在価値について語っていただいた。

>前編はこちら

(表紙写真コピーライト:©SoftBank HAWKS  文:白石怜平)

「BOSS E・ZO FUKUOKA」は今年が”本格的なスタート”に

20年7月に「BOSS E・ZO FUKUOKA」がオープンしてから約2年半、新型コロナウイルス禍が直撃し、立ち上げ時から集客のメインと位置付けていたインバウンドが全くと言ってもいいほど獲得できない期間であった。

しかし昨年の末ごろから、韓国などから福岡への直行便が再開するとアジアを中心に欧米からも観光で訪れる方が徐々に戻ってきた。

そして、今年に入り3月にプロ野球が開幕すると声出し応援が復活。日常でもマスク着用義務の解除などもあり、PayPayドームやBOSS E・ZO FUKUOKA周辺は賑わいを見せた。

「昨年までと比べて各フロアで1日の最高入場者数更新や、過去最高の売り上げを更新する日が続きましたので、レジャーにおける機運が戻ってきたというのを実感していますし、本格的なスタートが切れたと思います」

PayPayドームでも年間200万人を大きく超える動員を見せた

インバウンド誘致をさらに高めるべく、球団は自治体と連携している。

県や市の観光連盟などと共に各国へ直接提案し、海外のインフルエンサーにBOSS E・ZO FUKUOKAへ来場いただくなど尽力。インフルエンサーがSNSでその魅力を伝えることで、海外からの来場を促進する取り組みを行っている。

また、球団のインバウンド誘致を担当する部署が行政と一緒に台湾など現地へ行き、交流を深めている。日本でも有数の観光名所でもある福岡の立地や魅力を最大限に活かしながらコンテンツを創作している。

「インフルエンサーさんに協力いただくことで、若い層に支持されてるスポットになったり、海外の方々に”行ってみたい”と思ってくださっているので嬉しい限りです」

インバウンド誘致では自治体と連携して行っていると語る

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