元競泳日本代表・小堀勇氣さん 互いの”感謝”に包まれたネクストステージ「さらに頼りにしていただくために日々精進」

「活躍してくれることが何より嬉しい」今後も忘れない気持ち

上司や契約選手・チームからの期待に応え、日々経験値を上げている小堀さん。しかし、根はストイックなアスリート。まだまだ満足などしてはいなかった。

「まだ、みなさんの期待に追いついていないと感じています。もっと相手が求めるニーズを汲み取ること、先回りして動くことも必要と考えています。そこをもっと突き詰めていきたいですし、365日中360日仕事したいくらいの気持ちです(笑)」

やりがいを感じながらさらに精進したいと想いを述べた(提供:ミズノ株式会社)

昨秋引退し、リスタートが始まって約1年。自らの経験や実績を活かし、人脈や信頼を着々と築いている。やりがいとともに、今後の想いを語った。

「選手やチームの方から、『いつもありがとう』などと言っていただける場面が少しずつ増えています。もっと皆さまのニーズに応えられるようになれば、さらに感謝してもらえると思って日々精進しています。

契約選手と関わっていく中で、ミズノの水着を着用してタイムを更新してくれて、活躍してもらえると何より嬉しいですしやりがいを感じます。サポートできるところがあればどんどんさせてもらいたいですし、この気持ちを忘れずに取り組んでいきたいです」

日々新たな業務をこなし、忙しい毎日を送る小堀さんであるが、そのルーツとなる現役時代の輝かしい記録も決して見逃すことはできない。

(現役編へつづく)

関連記事一覧