横浜DeNAベイスターズ 球団社長×現役コーチ×OBによる特別パネルディスカッション「自分らしさを武器にしたキャリア開発 〜横浜スポーツビジネススクール最終回②〜

3名が贈った「今後社会で必要とされる人材になるには」

2時間のパネルディスカッション、大物ゲスト3名ということで受講者の方が全員、聞き逃すまいと一層真剣に聞き入っている姿が印象的だった。

最後、今後のキャリア形成のために社会で必要とされる人材についてそれぞれ考えることを共有した。

「僕が目指してる姿でもあるのですが、スポーツビジネスにとどまらず、今後どういう人材が求められるのかというと、『また会いたい！』と思ってもらえる人なのではないかなと。

そうなれば、必ず次のチャンスが巡ってくると思うんです。先ほどもお話ししましたが、チャンスは人が運んできてくれますから。じゃあどんな人なのかって考えたのは『価値を作り出せる人』。目の前の人を感動させたり、心を動かせたらまた会いたいと思ってもらえるのではないでしょうか」（高森さん）

「僕は思い立ったらすぐ行動してみるのがとても大事ではないかと思います。起業なども引退した時で、今しかないなと思ったタイミングでしたし、人間2つを選べないと思っていて、選択するときはどちらか一つを選ばないといけない。

思いついた時にはチャレンジしたいけど、何か懸念が頭をよぎると、なかなかチャレンジできないと思います。でも、やりたいと思ったときにはまず行動するというのが一番だと思います」（小杉コーチ）

「いかに日々アンテナを張っていられるかだと考えています。何に反応するかは人それぞれですが、日常から意識することで『このタイミングを逃しちゃいけない』などに気付けると思います。

例えば、『今の仕事を捨ててもそっちに行きたい！』というタイミングがどこかできっと来ると思うので、そういう自分でいられる状態を作ることが重要なのではないかと思います」（木村社長）

5回にわたる第3期横浜ビジネススクールが全カリキュラムが終了。今回の第3期に加えて過去2期で学んだ方たちが交わり、どんなイノベーションが起こるのか。今後も目が話せないと共に、21日からはいよいよ第4期が開講する。

（おわり）

【関連記事】
横浜DeNAベイスターズ ビジネススクールで展開する ”世界最先端”の取り組みと「全員が真に一体となって選手と向き合うチーム」に向けた人材育成

横浜DeNAベイスターズ 従来の常識を変えた新たな観戦定義と”横浜反撃”を後押ししたユニフォーム制作秘話 〜横浜スポーツビジネススクール 第2回編①〜

DeNA 横浜で築く”スマートシティ”と旧市庁舎街区で展開するリアル×デジタルの融合〜横浜スポーツビジネススクール 第3回編②〜