サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生 一流選手への道筋と思考「常に昨日よりも今日成長できるように」

2016年 Bリーグ発足、初代新人王に輝く

16年9月、Bリーグとして生まれ変わりチームも新たなスタートを切った。ベンドラメ選手も開幕戦から出場するなど、早くもチームの戦力としてコートに立ち続けた。

ルーキーイヤーは49試合(うちスターターは27試合)、チャンピオンシップにも2試合ともスターターで出場するなど活躍し、Bリーグの初代新人王に輝いた。

初代新人王に輝き、今もサンロッカーズで活躍を続けている(©SUNROCKERS SHIBUYA)

「1年目を新リーグとして迎えることができたのですが、その年の新人王を獲得できたのはタイミングがいいしツイているなと思いましたね。今後も振り返られる時に初代というのは必ず名前が出るわけですから。

1シーズンやれる自信もありましたし、やってきて通用するところとしないところがたくさん見つかったので良いシーズンだったと思います」

2年目以降も通用するために1年目に感じた課題とは何だったのか。自身を分析しながら語った。

「まずPGとして外国人選手もコントロールしなければいけない。自分の持ち味は積極的なドライブだったり得点に絡むところなのですが、アーリーエントリーで1年目も試合には出ましたけれども、プレータイムはほとんどなかった。

Bリーグ1年目も限られたプレータイムの中で、うまくボールを回す必要があったので、そこに難しさを感じましたね」

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