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川崎ブレイブサンダース 津山尚大 開幕戦で3Pシュート7本成功で攻撃陣を牽引 新天地で迎えた今季は「シュートを打ち続ける」をテーマに

ついに開幕を迎えた「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON B1リーグ戦」。

川崎ブレイブサンダースは、4日・5日にホームの東急ドレッセとどろきアリーナで広島ドラゴンフライズを迎え第1節を戦った。

川崎はプレシーズンゲームで米須玲音が右肩関節脱臼、さらに開幕当日には野本建吾が捻挫による離脱が発表される事態に。第1節の2試合では広島に連敗する厳しいスタートとなった。

ただ、射した光の一つに新戦力の躍動があった。その選手とは島根から加入した津山尚大である。

4日の開幕戦は主に後半から本領を発揮。第3Qに15得点をマークすると、最終第4Qも6得点。両チーム合わせて最多の21得点を挙げた。しかも全て3Pシュートで計7本を決めてみせた。

昨季の1試合平均得点は8.1を記録しており、持ち味である得点力を発揮した。プレシーズンマッチの時も「3シュートを得意としている」と語っていた通り、早速アリーナを沸かせた。

後半立て続けに決められた要因を問うと、今シーズンのテーマを交えながら明かしてくれた。

「今シーズンはシュートが外れても打ち続けるっていうことを、自分の中で課題としています。前半はシュートが入らないであったり、ボールを触る回数が少なかったりなどがゲームの流れでありましたが、後半はしっかりとボールをもらったときに、積極的に打ちに行こうと思いきってやっていました」

積極的にシュートを打ち続けたことがこの試合21得点につながった

ネノ・ギンズブルグHCも津山に向けてこう期待を寄せている。

「彼はオフェンスの面で、自分たちのチームにとって大きなピースだと思っているので、オフェンスをもっと引っ張ってほしいと思っています。

彼の得点能力をここで活かしてほしいと考えているので、自身で得点を狙っていくことがチームにとっても大事です」

明日はアウェーで富山グラウジーズとの試合を迎える。津山はクラブを通じて、

「週末の2戦は何が何でも勝たないといけないと思っていますし、広島戦の反省を活かして準備してきたものを全て出し切れば問題ないとも思っています。

リバウンドや相手のディフェンスのチェンジングに対しての攻め方をこの1週間一つずつ積み上げてきました。

皆が考えすぎず、個々の能力を存分に活かしながらチームバスケットができればと思います。チャレンジ精神を持って戦います」

とコメント。自身のパフォーマンスについても、

「コンディションも良いですし、シュートは正直水物だと思っているので波がないように、3Pシュートだけでなく2Pシュートやミドルシュート、インサイドのアタックのフィニッシュのスキルの幅を増やして常に得点が落ちないように個人としても取り組んでいます」

と意気込みを述べた。今季の川崎は津山が攻撃陣を牽引する。

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