
川崎ブレイブサンダース・長谷川技 オフボールでのプレーも光り勝利に貢献 「数字に表れないところでも結果を残す」
1月31日と2月1日に行われたB1第21節、川崎ブレイブサンダースはサンロッカーズ渋谷との2連戦を1勝1敗で終えた。
初戦は第4Q残り1秒まで同点となった接戦は、ロスコ・アレンがセカンドチャンスポイントを決め81-79で川崎が勝利。年明けから負けなしと勢いに乗っていたSR渋谷の連勝を5で止めた。
直近6試合で3勝3敗、1月4日には現在東地区で首位に立つ北海道戦でも勝利するなど上昇気流に乗りつつある。
そんな中、5試合連続でスターティング5に名を連ねているのが長谷川技。川崎一筋14年目のベテランは初戦後、勝利の要因を振り返った。
「バイウィークからやってきたことが少しずつですけども、形として出来てきたかなと思います。特に終盤のリバウンドについては今日しっかり出来ていたので結果に繋がって良かったです」

勝久ジェフリーHCが初戦を総括した際、長谷川がこの試合で見せたパフォーマンスをこのように評した。
「相手はサイズのあるラインアップでしたが、そこに対してもしっかりと彼が付いて(SR渋谷の)ストロングポイントを抑えることができたり、オフェンスで味方が自由になる動きをしたり、スクリーンをかけたりなどを自ら判断してやってくれました」
ドンテ・グランタムやトーマス・ウェルシュ、ジョシュ・ホーキンソンといったSR渋谷が誇る外国籍ビッグマンとも対峙し、決定打を与えなかった長谷川。

オフェンスにおいて振り返った際、自身も味方の得点につながるプレーを挙げた。
「今日に関しては自分が味方にスクリーンをかけて3Pシュートにつなげたり、オフボールムーブからのシュートが多かったので、その辺りはしっかり機能できたと思います」
また指揮官は、この試合に限らず背番号33がチームに果たしてくれている役割についても言及し、固い信頼があることを示した。
「特に大事な場面、始まりや終わりといったコンセプトが必要な場面だったり、ここを絶対に止めないといけない場面というのをとても信頼しています。
ゲームプランの遂行力・ディフェンスの動き方・ポジショニングなど、相手からしたら『自分たちのやりたいことを簡単にさせてもらえない』という、数字には表れない仕事をいつもチームのためにやってくれています」

川崎は”一人ひとりが脅威になる”を掲げ、チーム一丸となってシーズンを戦っている。まだまだ続く戦いに向けて、自身が考える脅威について最後に述べた。
「スタメン起用が増えたことで、僕は最初のディフェンスでのトーンセットも期待されている一つだと思います。
ディフェンスは波があってはいけないと思いますので、最初から出させてもらっている以上はしっかり理解して取り組めています。
あとは今日のようなオフボールでのスクリーンといった、数字に表れないところでしっかり結果を残していきたいです」

オフボールでもチームに貢献し続けるベテランは、どんな場面でも相手への脅威となって川崎へ試合の流れを寄せる。
(写真 / 文:白石怜平)
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