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プロ野球OBクラブ「Autograph Collection」OBとファンをつなぐ”夢の空間”ができるまで

2020年から続く新型コロナウイルス禍。これまで会場に集まって行われたあらゆるイベントがオンラインとなり、自宅でも楽しめるものが増えてきた。

日本プロ野球OBクラブ(以下、OBクラブ)でも同年からオンラインを活用したイベントが行われている。その一つが「Autograph Collection」。

プロ野球界で活躍したOBとオンラインで交流でき、サインを書いてもらえるイベントは毎度チケットが完売となる人気イベントとなっている。

今回、本イベントを行うに至った経緯や実際のエピソードなどについて、この企画を生み出したプロ野球OBクラブ事務局の星俊(すぐる)さんにお話を伺った。

(取材協力:日本プロ野球OBクラブ 、文 / 写真:白石怜平)

発足から約28年、”野球に恩返し”を合言葉に

OBクラブは1994年に発足した公益社団法人。野球教室や交流イベントなどを全国で開催し、”野球に恩返し”を合言葉に野球の普及啓発活動を行ってきた。

会員は元プロ野球選手のみならず、審判やウグイス嬢などNPBに関わった方々で構成され、現在約1,300名が所属。

現在は八木沢荘六氏(元ロッテ)が理事長を務め、会員も長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督や王貞治・福岡ソフトバンクホークス球団会長兼特別チームアドバイザーといった、時代を担ってきたスター選手たちが多く名を連ねている。

新型コロナウイルス禍となった20年以降は、事務局による数々の工夫によりオンラインを活用したイベントを企画してきた。

公式戦開催時には対戦カード同士のOBをゲストに招いたオンライン観戦会を実施。他にも公式YouTubeチャンネルでOBが登場しトークを展開する「守りの名手セノンPresents『BaseBall Pedia』」が好評を博し、幅広い年代のプロ野球ファンに楽しみを提供している。

毎度満員御礼のイベント「Autograph Collection」

今回特集するのは「Autograph Collection」。本企画は、上述の通りOBをゲストに迎え、オンライン上で交流しながら参加者が希望する品にサインを書いてもらえるという企画である。

事前に参加ゲストが告知され、OBクラブファミリー(有料ファンクラブ会員)向けの先行販売、続いて一般参加者向けにチケットが販売される。毎度必ず完売となる大人気イベントである。

目玉はオプションの添え書きサービス。「参加OBの座右の銘」・「宛名」・「その他好きなフレーズ」の3コースを用意している。(各回によってコース数は異なる)

宛名には、自身の名だけではなく”応援している友人のために”・”〇〇のお祝いのために”といったサプライズプレゼントとして参加される方もいる。また、キャッチフレーズがある選手にはその添え書きリクエストも多く寄せられている。

篠塚和典氏(元巨人)は座右の銘「忍耐」を記した
小林雅英氏(元ロッテ他)は「幕張の防波堤」としてファンに親しまれた

サイン中には直接会話する時間を設け、現役当時の裏話や所属していたチームの展望などを質問するなど、憧れの選手との”夢の空間”を堪能することができる。

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