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ベイスターズ 8年ぶり変更のホームユニフォームは「YOKOHAMA STRIPE」25年ぶりの日本一に向けた”頂戦”をスローガンに

今シーズンのスローガンは”頂”へ挑む「横浜頂戦」

本イベントのもう1つの目玉が今シーズンの新スローガン。前のムービーの最後、スクリーンに大きく映し出されたのが

横浜頂戦

であった。”頂”に向かって戦う「頂戦」。三浦監督自身が主力として活躍した1998年以来の日本一へとつながるスローガンとなった。

フォトセッションでスローガンを掲げた

三浦監督は、このスローガンにした想いをファンの前で述べた。

「一昨年は”横浜一心”・昨年は”横浜反撃”というスローガンを掲げました。昨年届かなかった”頂”、今年はそこに挑戦(頂戦)するという意味を込めて1つの道、YOKOHAMA STRIPEを通り、心を1つにして頂戦して、頂点へとたどり着けるように戦って行きます」

昨シーズンの「横浜反撃」は、21年にハマスタでヤクルトの胴上げを目の前で見た時に悔しさがこみ上げて来た時に、「これは来シーズン、やり返すしかない!というところで、”反撃”という言葉が浮かんだ」と語っていた。

イベント後の取材にて、今回は「じわじわと浮かんできた」と話した。

「去年だけではなく、スローガンを決めるときにこれまでの横浜一心から振り返りました。心を一つにして戦って、悔しい思いをして反撃を元に戦って力及ばず。確かに昨シーズンは2位でしたけれども、離された2位(優勝したヤクルトと8ゲーム差)で足りなかったものは”頂”。

ただ、選手は自信も付いていますし、『俺たちはやればできるんだ』と感じていると思います。夏の戦い方(ホーム17連勝など一時は首位と4ゲーム差に迫った)を見ても力を付けてきているのは間違い無いので、もう一度目標を”頂点”と明確にして、全員で挑戦していく。それぞれの言葉を合わせて”横浜頂戦”というスローガンにしました」

スローガンを決めた意図を話した三浦監督

イベントに戻ると今回、2選手が出ることでSNSなどでは前々から盛り上がりを見せていた。それは2人の背番号から連想されたものであった。

山﨑選手の「19」、京田選手の「98」。2人が並ぶと「1998」であることから、開催前からファンから「なるほど!」という声も多数挙がっていた。

三浦監督も「そのために2人が呼ばれたはずですから(笑)並んでもらったほうがいいんじゃないですかね」と呼びかけ、拍手を背に壇上で並んだ。

2人がその背番号を並べて見せ、即席のフォトセッションが始まる。シャッター音とフラッシュで「1998」がスポットライトと共により輝いて見えた。

背中で表された「1998」の数字

山﨑選手がまず今シーズンのスローガンを聞いた印象を語った。

「昨シーズンですね、惜しいところまで行って”頂”も見えましたし、その意味でも、優勝するために挑戦する。新しいユニフォーム、新しいスローガンの元、全員でまとまって頑張ってきたいと思います」

京田選手もベイスターズに加入し、共にその頂を目指す一員となった。

「優勝目指して三浦監督を胴上げできるように、少しでもチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」

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