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「筋肉ムキムキの選手たちが90分間倒れずに走り続ける」いわきFCが築き上げる”ブランド”〜いわきFC 特別連載企画(第3回)〜

社会価値=人づくりと街づくり

ビジョンにある”社会価値”。これは「人づくり」 ・「まちづくり」の2軸によって成り立っている。

いわきFCではこの社会価値をさまざまな形で実践している。いわき市のみならず、日本全体で抱えている健康課題。この課題を少しでも解決させるべく、行政とともに施策を考えながら取り組んでいる。

具体的に挙げると、人づくりの観点では小学生までの子どもたちに向けて「いわきスポーツアスレチックアカデミー」を展開。サッカーに限定せず、スポーツ全般を楽しみながら学ぶ場を提供している。

また、大人向けには「いわきFC スポーツプログラム」を運営。ヨガやサーキットトレーニングを通じて健康指導を行っている。

いわきFC スポーツプログラムでのサーキットトレーニングの様子(©︎IWAKI FC)

一方まちづくりの観点で言うと「いわきFCクリニック・リカバリーステーション」。スポーツ診療への貢献を目的に、日曜日に開業しているのが大きな特徴である。

社会価値を創造するために事業を展開しているとともに、サッカーを通じても大きな価値を生み出している。大倉はその意味をこう語る。

「サッカーがある・応援する何かがあることによって新しい日常が生まれますよね。我がまちであるいわきにチームができることでストレス発散だったり、応援を通じてコミュニティができたり。実際、観戦がきっかけで結婚したケースもありました。こうやって化学反応が起きて社会価値が創造されるとも言えるかなと思います」

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