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”本気でJリーグを目指す” 新社会人サッカークラブ 「FC NossA 八王子」クラブ誕生のきっかけと子どもたちへの想い。

スポンサーは半年で100社を超える

2月に発足してから約半年、スポンサー数は早くも100を超えた。コロナ禍で打撃を受ける企業もありながら、「”八王子のため”・”チームのために”と協賛していただいています」(杉本)と順調にスポンサー数を伸ばしている。

杉本も立ち上げから、反響の大きさを感じているという。

「1口10,000円からなのですが、法人に加えて個人のお客様もいらっしゃいます。土屋監督の知り合いとか、僕も小学校や高校の友人から『すごいのやってるね』と協賛していただくなど、ありがたくも自然と集まってきていますね」

また、行政との関係も順調に築いている。3年前の統合プロジェクトから杉本らの想いは理解しており、FC NossA 八王子についても前向きなことと捉えている。

「行政の方々も3年前からJリーグに向けたチーム設立について知ってまいす。弊社もコワーキングスペースの運営を通じて市と関わりもありますので、知り合いも多いです。ただ、行政と話ができるのは関東リーグに上がってからなのでこれからですね」

旧知の仲である3人。会話が自然と盛り上がった

「楽しみながらしっかりと戦う」

3年越しの想いから生まれた新たなチーム。初年度である今年、どんな1年にしていきたいか、最後にそれぞれ抱負を語った。

「今年1年間は企業としての基礎を作りたい。大体役割分担がわかったり社員の採用が決まったり組織を作り上げる年にしたいです」(杉本)

「とにかくチームを知ってもらうってことです。八王子の隅から隅までまずは知って興味を持っていただいて、試合を観て『面白いことやってるんだ』と感じてもらうことがまず一番と思っています」(平本)

「選手たちにとにかく全力で戦ってもらう。東京都4部であろうが、サッカーやる以上は楽しんでもらいながら、しっかり戦って行く。それをみんなに伝え続けていきたい」(土屋)

4月4日、東京都社会人サッカー連盟4部リーグの開幕戦。大宮けんぽグラウンドで行われたONsenZEとの試合は6−0と快勝。白星スタートとなった。

ただ、今は緊急事態宣言によりリーグ戦が中断。チームは可能な限り活動を続け、再開した際にベストプレーができるよう鍛錬を重ねている。

いつか八王子から「Jリーグのチームが誕生した」3人の夢が実現する日はそう遠くない。

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