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「自分たちのラグビーを取り戻す」キャプテン武井日向の考える”ブラックラムズらしい”ラグビーとは?

キャプテン1年目の昨シーズン「満足のいくシーズンは送れなかった」

そして迎えた2021−22シーズン、前年リーグ成績はホワイトカンファレンス4位(3勝4敗)。

武井は、自身のアピールをしながらもチームの課題として「前半リードしていても、後半失速して最後の最後で勝ち切れない」と感じていた。

リーグワン元年の初代制覇を目指すべく臨んだが、松橋周平が膝の大怪我を負い、そして自身も怪我で離脱するなど、苦難が続いた。チームはディビジョン1では9位でシーズンを終えた。

「チームとしては、満足できる結果ではないです。個人としても怪我の多いシーズンだったので、個人としてもチームとしても満足いくシーズンを送れませんでした」

チームとしても自身としても昨シーズンは苦労を重ねた(提供:リコーブラックラムズ東京)

プレー面では、1年目は体を張るといった、自身の強みを出すことにフォーカスしていた。それを踏まえ、2年目は次のステップとしてどんなことに力を入れていたのかを訊いた。

「プレー全体における判断の部分です。そのプレーが本当に必要なのかといった瞬時の判断、プレーの一つ一つに対して質を上げていこうという取り組みをしていました」

自身にとっても悔しいシーズンだったが、2年間で確実にステップアップしている。スキルの部分で改めて強みと認識したことを語った。

「ジャッカルはやはり自分の強みなのかなと。1年目も2年目も結果を出せたと思いますし、そこは成長できている部分と考えています」

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