G.G.佐藤”1日契約”で8年ぶりの現役復帰！「今日はみなさんをファンタジーの世界へお連れします」〜引退試合ドキュメント前編〜

「元プロなので」試合前トークショーで見せた自信

午前10時半頃、球場外で試合前イベントが開始。以前より雨の予報で、午後から雨足が強くなることを見越し、2日前に試合開始時間を13時から12時に繰り上げていた。

予報通り雨が強くなった中、それでもステージの周りには最後の勇姿を一目見ようと活躍を知るファンが駆けつけ、3列・4列と並びをつくっていく。

そして、トークショーでは指揮を執る角監督とともにG.G.佐藤も登場。

現役時代、お立ち台で多くの野球ファンの心を掴んだフレーズ ”キモティー”を大きく記した限定Tシャツを身にまとった姿で表れると大きな拍手が沸き起こった。

MCから注目の起用法を聞かれると角監督は「1番・指名打者です」と高らかにスタメンを名言。会場から大きな拍手が沸き起こった。

「今日朝から来て右打ちの練習もしていましたから」と、真剣勝負の戦力として送り出す意志を示した。

本人は「最初断ったんですよ（笑）。1打席でいいですと」など謙遜しながらも、「元プロなんで打ち方は忘れないですよ」と自信も見せた。

続いては、この試合の解説を務める服部泰卓と清田育宏（共に元ロッテ）が登場。3人が並ぶと多くのマリーンズファンからそれぞれユニフォームやタオルが掲げられた。

一緒に練習をしていたという清田は「普通に（練習で）打っていたので今日は打つと思います。心配なのは肉離れです（笑）」とジョークを交えながらこの日の活躍を名言。

また、服部は一ファンとしても楽しみと語り、「復帰おめでとうございます。今日DHで出るとのことですが、GGさんの守備が見たいのでお願いします！」と”リクエスト”。

これを受けると笑みを浮かべながら「5点差以上ついていたら就きますよ」と状況次第での守備にも含みを持たせた。

途中、同じく元ロッテの元投手として活躍した内竜也が球場に来ており、G.G.佐藤から呼ばれると姿を見せ、ファンからまたもや大きな拍手が起きた。

トークショーの最後、今日の意気込みを問われると「今日はみなさんをファンタジーの世界へお連れしますのでぜひ試合を楽しんでください！頑張ります！」
とエンターテイナーらしく場を締めた。

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