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「はじめたその日から、みんな主役になれる!」 地域そして野球界発展に向けたライオンズアカデミーの10年

事務局とコーチの”二人三脚”で毎年改善を行う

ライオンズアカデミーの対象は小学1年生〜中学3年生。昨年からは、大人も参加できるレッスンもスタートした。クラスは全部で現在24クラスあり、小学生2学年ずつと中学生で区切ってレベルごとに分けている。

基本動作をメインに学べるレギュラークラスを中心に、野球の楽しさや始めるきっかけを提供するプレイボールクラス(小学1・2年生向けにはキッズクラス)、さらにレベルアップを目指す子どもたち向けにアドバンスクラスといったカリキュラムが用意されている。

開始当初はレギュラークラスのみで時間を長く確保して行っていたが、子どもたちのレベルやニーズに合わせて改善を行ってきた。

現在は全24クラスで運営を行っている

「生徒さんには、野球を始めてすぐの子から上手い子もいて幅広いです。上級者向けにはアドバンスクラス、初心者向けにはプレイボールクラスに分けるなど、年々改善しながらやっています。毎年始まる前に事務局とコーチで『時間をどうするか』『定員は何人にするか』などを協議しています」(尾名高さん)

事務局では運営のやり方やクラス編成を考え、グラウンドでは石井コーチを中心に、改善を行い続けることでより良いものを創り上げてきた。

「1年間取り組んで、その反省を元に改善することを繰り返してきました。球団側としても”裾野を広げる”ということで、どんな子でも入れるようになっています。ただ、最も防ぐべきは怪我です。

初心者とある程度のレベルの子が一緒になると危ないシーンもあるので、色分けをした方がいいということでクラスを変えてきました。今も模索中な部分はあります。我々もアカデミーをより良くするために考えながらやっていますので、そこは保護者の方々にもご理解いただいています」

(石井コーチ)

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