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「第5回世界身体障害者野球大会」名球会 福本豊さん×山田久志さん 身体障害者野球を通じてそれぞれが感じた、”活力”と”感動”

”史上最高のサブマリン” 山田久志さんが語った印象

そして、閉会式で講評を務めたのは山田久志さん。富士製鐵釜石から68年ドラフト1位で阪急に入団。加藤英司さんそして上述の福本さんと同期で、3人が後に名球会入りするという大豊作のドラフトだった。

75 年から 86 年まで 12 年連続で開幕投手を務めるなど、阪急黄金時代のエースとして活躍。NPB歴代7位の通算284勝を挙げ、アンダースローから投げ込まれるその姿から「史上最高のサブマリン」と称される。

88年、阪急最後のシーズンをもって福本さんと同年に現役を引退。

その後はオリックス・ブルーウェーブ、中日ドラゴンズの投手コーチを歴任し、 02 年から2年間は中日の監督としてここバンテリンドーム(当時はナゴヤドーム)で指揮を執った。

06年に野球殿堂入りし、 09 年の第 2 回WBC では投手コーチを担当し世界一に貢献している。

閉会式で大会を講評した山田久志さん

講評にあたり、日本ーアメリカ戦とプエルトリコー台湾戦をバックネット裏から観戦。その合間に話を伺った。

山田さんは福本さんから活動を聞き、以前神戸の会場に行ったことがあるという。試合をじっくり見るのは今回初めてであると明かし、実際のプレーを見ての印象を語った。

「選手の皆さんの一生懸命ながらも楽しそうにプレーしている姿を見たら、やっぱりいいもんですね。見ている方が”大丈夫かな?”って心配する位のハッスルプレイも多いし、みんな生き生きとやっているよね」

「どんどん発信して第6回・第7回と盛り上がってほしい」

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