身体障がい者野球チーム「千葉ドリームスター」の成り立ち(後編)
―現在、活動の頻度はどのくらいですか?
笹川 月2回の定期練習とグラウンドが確保できればプラスで練習もしくは練習試合になります。練習試合は年間20試合以上で、こちらがグラウンドを予約できていれば市川市内で、後は軽い遠征で市外に行って試合を行うようにしています。
―練習の参加はどんな形ですか?
笹川 自由です。選手は家庭や仕事の都合と調整しながら参加しています。
新規の方も野球をやりたい方はお気軽に連絡をいただいて、まずはグラウンドに来て下さいというスタンスです。
―チームの活動拠点は千葉県ですが、選手は県外からも来ていますか?
笹川 千葉県在住の選手は約6割くらいです。あとは埼玉県や東京都在住の選手も増えてきました。
―今はどのように選手を集めていますか?
笹川 現在もホームページを見て応募してくれる選手が多いです。あと、選手やコーチが率先してチームのSNSやブログを更新しているので、それを見て応募してくれる選手もいます。あとは、練習や試合以外のイベントに積極的に参加して、それらに載せたりとかですね。
―チームで注目の選手は誰ですか?
笹川 一番若手の土屋来夢選手です。彼は普段ショートを守っているのですが、その守備と足が魅力です。そして何よりイケメンです!
―公式戦は8/18に行われた関東甲信越大会と神戸の全国大会がありますが他にありますか?
笹川 公式戦は関東甲信越大会に加えて、春の全国選抜大会と秋の日本選手権大会、この3つです。関東甲信越大会で優勝すると、11月の日本選手権、準優勝までのチームは、翌年春の選抜大会に出場することができます。
他に公式戦ではないですが、静岡県裾野市で中部東海身体障がい者野球連盟が主催する親善大会「ドリームカップ」があります。