KOSÉ 8ROCKS インフル危機乗り越え2連勝!

第一生命 D.LEAGUE 25-26 REGULAR SEASON ROUND.2が11月18、19日、東京・江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行われた。19日のBLOCK HYPEでは、インフルエンザによりメンバー交代を余儀なくされたKOSÉ 8ROCKSが、連勝を飾った。(取材/記事:飯島智則、表紙写真はⒸD.LEAGUE 25-26)

4名が体調不良

冒頭から会場にインパクトを与えた。倒立からのシンクロパフォーマンスで歓声を浴び、エースRyo-spin、Shigekixら個々の強さも見せつけながらパワフルなパフォーマンスを演じた。

ジャッジはオーディエンス票が鍵になった。テクニック、コレオグラフィー、シンクロはList::Xが優勢。エースも6.9-5.6と僅差の勝利だった。しかし、配信ジャッジが16.0-9.0、会場ジャッジが16.4-8.6と大差のリードを奪い、計55.3-46.7で勝利を収めた。

KOSÉ 8ROCKS ⒸD.LEAGUE 25-26

ステージ上でマイクを握ったRyo-spinは、勝利に導いてくれた観客に謝罪を伝えた。

「まず、僕らのこういう感染対策不足で、皆さんに本当に心配とご迷惑をおかけしてしまい、本当にすみませんでした。本当にたくさんのファンの方からもコメントをいただいたり、サポートについてくれているサポートの人が、みんなが協力してくれたからこそ、今回作品を出すことができたので、本当にみんなに感謝してできた作品だったと思います」

ラウンド直前にチーム内に4人のインフルエンザ感染者が出て、18日のBLOCK VIBEの参加、さらには19日のお見送りを見合わせた。パフォーマンスにおいてもメンバー変更を余儀なくされ、直前まで作品作りに悩んだという。

「今回はFlip、逆さになるというテーマでやらせていただいたんですけど、スタートから、僕らのブレイキンでしかできない三点倒立からシンクロがスタートするという、ちょっと今までやったことなかったことに新たにチャレンジしました。スタートからシンクロの部分が僕らの今日の見どころだと思います」

KOSÉ 8ROCKS ⒸD.LEAGUE 25-26

今シーズンからジャッジ方法が変わり、会場ジャッジ、配信ジャッジともに評価を得る必要がある。作品作りに影響はあるのだろうか。

まずは会場に向けて。

「ダンスって自分たちだけで満足するんじゃなくて、やっぱり見ているお客さんにも届くように。テーマにあったパッションだったり、エナジーだったり、そういうのをちゃんと出していく。そこは、みんなで円陣を組んでそこを意識してやっていく。みんなで高め合ってお客さんに届くようにやっているところはあります」

さらに配信に向けて。

「配信のオーディエンスに関しては、カメラアングルだったり、どう見せたら構成として面白く見せられるか、照明をどうしたら面白く見せられるのか、みんなで話し合いながら、そういう部分をこだわって作っています」

BLOCK HYPEの順位は3位と、1つ上がった。インフル危機を乗り越えたチームは、首位を走るCyberAgent Legitを追撃していく。

KOSÉ 8ROCKS ⒸD.LEAGUE 25-26

◆飯島智則(いいじま・とものり)2025年から大学教員、フリーのスポーツライターの二刀流で活動。1993年に日刊スポーツ新聞社に入社し、主にプロ野球担当として横浜(現DeNA)巨人などを担当。2003年からは松井秀喜選手と共に渡米して大リーグを、帰国後は球界再編後の制度改革などを取材した。近年はDリーグに力を入れている。
著書「松井秀喜 メジャーにかがやく55番」「イップスは治る!」「横浜大洋ホエールズ マリンブルーの記憶」「メンタルに起因する運動障害 イップスの乗り越え方」(企画構成)。ベースボールマガジンでコラム「魂の野球活字学」を連載中

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