男子短距離・飯塚翔太が明かす睡眠のこだわりと説く重要性「睡眠によって体の回復具合が違います」

飯塚選手の睡眠へのこだわりとは?

発表会そして後の取材にて、睡眠におけるこだわりを明かしてくれた。登壇した際は、「ベストな睡眠時間は8時間」と語っていた飯塚選手は、睡眠の質を上げるために取り組んでいることについてこう話した。

「僕、実はカーテンがないんです。朝日を浴びて起きるようにしています。あとは、掛け布団を軽くしたり水をしっかり飲む。あと寝る前にスマホは見ないようにもしています。あと食事面については、十分に炭水化物を取る。寝付きが良いのでやっていますし、寝る前に3時間前までに摂るようにしておます」

睡眠においては習慣・食事など徹底的に管理している

朝日を浴びて起きる習慣については、コロナ禍に入り外出を控えた頃から始めたという。体の回復においても睡眠の時間や質によって異なってくると続けた。

「睡眠によって体の回復具合も全く違います。(睡眠が足りていないと)朝起きたときに”背中が痛い”といったことが起こりますし、体が張っているとなると睡眠が影響を及ぼしていることがあります。

寝ているときに、体のバランスが整ってないのもあるでしょうし、寝る位置が悪いこともあります。朝起きた時、寝ていた姿勢が悪いとそこから怪我につながる可能性もあるので本当に重要です」

MIZUNO SLEEPとともに世界の舞台で戦う

イベント後も「この後も普通に練習します」と笑顔で答えた飯塚選手。冒頭の日本選手権では男子200メートルに出場した。

2日の決勝で20秒84の5位で悔しさも滲ませた。今後のレースの予定は未定と語っているがm。8月にブダペストで行われる世界選手権に向けては、4大会連続5度目の代表入りの可能性が残されている。「これから試合もあるのでリベンジします」と最後に今後について語り締めた。

(おわり)

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