西武・メットライフドームエリア改修工事で創り出す「ライオンズだからこそできるボールパーク」

今後も「お客様ファースト」

2018年から始まった改修工事はコロナ禍の状況でも計画通り完了し、7日に竣工式を終えた。球団としても手応えを感じている。

「改修が始まってからきれいにもなっていますし、利便性もすごく高まりました。この2年の間だけでも様変わりしていて、2020年に来られなかった方も大きな変化を感じていただけると思っています」

ボールパーク化が実現した先、球団はどんな想いを描いてるのか。最後に服部広報はこう話した。

「今後に関しても『お客様ファースト』だと考えています。地元所沢をはじめ、少しでも多くの方が(ライオンズに)興味を持っていただきたいです。久しく離れていた方に戻ってきていただく・一度も球場に来たことない方が好きになっていただくなど、我々もやることがまだたくさんあると思っています」

竣工式では後藤オーナー(写真右)、辻監督(同左)が喜びとシーズンに向けた熱い想いを語った

2021年3月26日、待ちに待ったグランドオープンを迎える。

辻発彦監督も「夢の詰まったメットライフドーム。ただ、我々にとっては球団旗の横にチャンピオンフラッグがない。日本一という大きな目標に向かって戦っていきたい」と闘志を燃やしている。

新メットライフドーム元年、2年ぶりのリーグ制覇・13年ぶりの日本一に向けた挑戦がいよいよ幕を開ける。

(取材 / 文:白石怜平)

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